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俵義文さん講演会「日本会議の正体」に参加してきました

2016年10月16日 | 国際・政治

10月14日(金)夜、埼玉教育会館で行われた埼玉憲法会議主催の「輝け!日本国憲法のつどい」第1弾・俵義文さん講演会「日本会議の正体」に参加してきました。

現在、「日本会議」の正体を暴露し紹介する本が7冊も出版され、安倍政権の黒幕として暗躍していることから市民の関心があるのか、会場は臨時席も設けるほどの盛況ぶり。220人の参加がありました。「とだ九条の会」からも4名が参加しました。

第3次安倍内閣は、安倍首相自身も含めると「日本会議」の関連団体「日本会議国会議員懇談会」に所属する閣僚が前内閣より3人増え、80%を占めるに至るなど、さらに右傾化を促進しています。(※資料参照)

俵氏は、はじめに改憲運動の現状を報告。安倍政権自体が、国際的にも「極右政権」、「改憲実現を目指す政権」であり、「歴史を歪曲する政権」だと指摘。前述したように安倍内閣は、そのほとんどの閣僚ポストが「日本会議」関連の議連によって構成されている実態を紹介しました(※1:資料参照)。

現在、その「日本会議」がつくった改憲国民運動組織として、2014年10月に結成された「美しい日本の憲法をつくる国民の会」(共同代表:櫻井よしこ、田久保忠衛、三好達)が、2015年11月の日本武道館での「今こそ憲法改正を!1万人大会」を皮切りに、「民間憲法臨調」と共催して「公開憲法フォーラム」を開催したり、改憲を求める1000万署名を実施し、署名数がこの7月末現在754万人に達したことなどを紹介しました。

これらは2004年に発足した「9条の会」に対抗するため、民主運動をまねて「草の根」運動を展開。全都道府県に「本部」を設置するとともに、全国300支部を目指し、現在249支部が作られ、地方議会から「誇りある国づくり」を進めるとして、2007年10月に「日本会議地方議員連盟」を発足させ、現在1630人を組織しているといいます。

現在、「日本会議」は会員を約38000人としていますが、「日本女性の会」や「日本青年協議会(日青協)」、「民間憲法臨調」、「美しい日本の憲法をつくる国民の会」などフロント組織を含めると10万人はくだらないだろうと俵氏は分析しています。

「日本会議」のルーツは、1997年5月30日に「日本を守る国民会議」と「日本を守る会」が組織統合して発足したもので、特に「日本を守る国民会議」は「憲法、防衛、教育を同じ課題」と位置付けていると、教育問題にかかわっている俵氏はその危険な実態を指摘しました。

また、この「日本会議」のコアメンバーは、1960年代後半から70年代の右翼・民族派学生運動・新興宗教「生長の家」運動出身者など「生長の家学生全国連絡会(生学連)」の存在があると説明しました。
実際、「日本会議」事務総長の椛島有三は、1966年当時、長崎大学「生学連」で右翼学生運動を指揮した人物。また1970年に日本青年協議会の結成をリードし、初代委員長に就任したのは衛藤晟一(現・首相補佐官)などでした。

最後に、質疑応答で俵氏は、参加者から出された「日本会議」に所属することのメリット・デメリットは?、「日本会議」の金の流れは?、マスメディアとの関係は?、埼玉県内の動向は?(※2:資料参照)、などの質問に答え、今、「日本会議」などの改憲勢力と、それを阻む市民や野党が「野党共闘」して、我々「9条の会」なども含めて、無関心層や無党派層と呼ばれる圧倒的多数の国民をどちらの側に結集するかの“せめぎ合い”にかかっていると指摘しました。

そして、国際的には「極右政権」として国際政治とは真逆な方向にすすもうとしている安倍政権には道理がなく、国民の過半数が安倍政権のほとんどの政策に反対しているように、弱点がある、安倍と日本会議が目指す改憲を許さないよう頑張ろうと指摘しました。


【資料】
※1:「第3次安倍晋三再改造内閣における『日本会議』関連議連メンバー」(20人中16人)
1安倍晋三(総理)、2麻生太郎(副総理・財務・金融)、3高市早苗(総務)、4金田勝年(法務)、5岸田文雄(外務)、6松野博一(文部科学・教育再生)、7塩崎恭久(厚生労働)、8山本有三(農林水産)、9世耕弘成(経済産業)、10山本公一(環境・原子力防災)、11稲田朋美(防衛)、12今村雅弘(復興・福島原発再生)、13加藤勝信(1億総活躍・働き方改革・拉致)、14山本幸三(地方創生・行政改革)、15丸川珠代(オリンピック)、16菅義偉(官房長官・沖縄基地)

◆「日本会議」に所属していない閣僚
1石井啓一(国土交通・水循環、公明党)、2松本純(国家公安・防災)、3鶴保庸介(沖縄・北方)、4石原伸晃(経済再生)


※2:「埼玉県内の『日本会議』の状況」
◆日本会議地方支部:17(2016年9月現在)
川口、三郷、吉川、杉戸、春日部、越谷、草加、岩槻、東武東上南部、東武東上北部、狭山地域、日高、所沢、久喜、さいたま、秩父、深谷
◆日本会議に参加・関係する神社
中山神社(さいたま市緑区)、北野天神(所沢)

 

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