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「知事はパイロットに勲章を」――オスプレイ墜落事故で在沖米軍トップの発言

2016年12月27日 | 国際・政治

12月13日に沖縄県名護市の浅瀬で起きた米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの墜落事故で、在沖縄米軍トップのニコルソン4軍調整官が、事故機が住宅地ではなく浅瀬に「不時着水」してことは「感謝されていい」との発言は、沖縄県民ならずとも多くの国民の批判を浴びましたが、このほど県民に対する“侮辱発言”も省愛が明らかとなりました。


12月19日野沖縄県議会米軍基地関係特別委員会で、県当局が日本共産党の渡久地修議員への答弁で分かったものです。

池田竹州基地防災統括官によると、安慶田光男副知事が14日に米国に抗議した際、ニコルソン氏は「パイロットへの思いやり、彼の勇敢な行動に対する配慮がない、さらに、翁長知事は彼にメダル(勲章)をあげるべきだ」と述べたうえで、副知事の抗議要請に強い不満を示して机をたたいたということです。

安慶田副知事は抗議後の記者会見で、その時の様子をかたり、ニコルソン氏の対応について「植民地か」と思ったほどでした。

謝花喜一郎知事公室長は「パイロットが『不時着」させ、県民に被害がなかったから感謝すべきだ、勲章をあげるべきだというのは話にならない。強い憤りを感じている」と答弁しました。

“勲章”といえば、東京大空襲を指揮したカーチス・ルメイが、一夜にして民間人10万人以上もの犠牲者を出し「皆殺しのルメイ」と言われながら、戦後、航空自衛隊の育成に貢献したということから当時の佐藤栄作内閣から勲一等旭日大綬章を与えられたという事実を思い出します。

どこまで日本は米国の植民地を続けるのでしょうか?理不尽な地位協定はいますぐやめさせ、日米安保条約を破棄すべきです。


【出典参考】2016年12月25日付け「しんぶん赤旗」


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