戦時下の前橋市を題材にしたミュージカル「我愛■(ウォーアイニー)」(※■は、にんべんに尓)が8月5日(土)、6日(日)の両日、同市南町三の昌賢学園まえばしホール(市民文化会館)で上演されることが発表されました。
主催は、前橋市など。
このミュージカルは、当時の前橋に中国東北部の旧満州の留学生がいた史実を基にした創作劇です。過酷な時代を懸命に生きた先人たちの思いを伝えようと、公募で選ばれた市民ら83人が本番に向けて練習に励んでいるとのことです。
日中戦争が泥沼化していた1941年から前橋空襲があった1945年8月までの前橋市が舞台。地元出身の詩人萩原朔太郎の詩に心酔する日本人学生と、旧満州から来た女子留学生二人、幻の爆撃機「富嶽(ふがく)」の開発に挑む旧中島飛行機の研究者らが紡ぐラブストーリーを軸に戦争の悲劇を描いています。
2015年夏に上演された「灰になった街」に続く「前橋空襲」をテーマにした三部作の二作目ということです。
前橋空襲は1945年8月5日夜、米軍機が焼夷弾などを投下し、市民ら535人が亡くなったとされ、市街地の多くが焼失しました。
前作と同様、元県立前橋女子高教諭の新陽一さんが同高音楽部の顧問の時に考案し、同部で初演されたもので、今回は応募があった112人から選ばれた10~60代の83人が昨夏から練習していたというものです。
原作者の新さんは「戦時下でも人間性を失わず、自由と希望を求めて生き抜いた人たちの生きざまを描いた。前作より娯楽性は高く、見て楽しんでほしい」と来場を呼び掛けています。
6月1日から同ホールなどでチケットが販売されます。大人1500円、高校生以下は1000円。問い合わせは前橋市文化国際課:電話027(898)6522。
【出典参考】2017年5月31日配信「東京新聞」
<まえばし市民ミュージカル「我愛■(ウォーアイニー)」の公演>
日時:8月5日(土)、8月6日(日)Wキャスト2回公演
ともに午後1時半開場 開演午後2時
会場:昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館) 大ホール
南町三丁目62番地1
チケット発売:6月1日(木)~
取扱場所:昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館)、大胡分館(シャンテ)、高崎市文化会館
販売価格:一般1,500円、高校生以下1,000円
主催:まえばし市民ミュージカル実行委員会(新 陽一会長)・前橋市
(※■は、にんべんに尓)
※核兵器禁止条約締結を求めて、あなたも「ヒバクシャ国際署名運動」を。
ネット署名はこちら=> http://hibakusha-appeal.net
(「ヒバクシャ国際署名」推進連絡会)
※このブログをお読みの方で、「私も九条の会のアピール(「とだ九条の会」HPをご覧ください。)に賛同し、憲法九条を守る一翼になりたい」という方は、 「とだ九条の会」HPに「WEB署名」がありますので、「賛同署名」にご協力ください。
■「とだ九条の会」公式ホームページもご覧ください。
http://toda9jo.web.fc2.com/
*「とだ九条の会」ホームページは2014年11月24日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ブログのアドレス
http://blog.goo.ne.jp/toda9jo
*「とだ九条の会」ブログは2014年11月10日、上記アドレスに引越しました。
■「とだ九条の会」ツイッターのアドレス
http://twitter.com/toda9jo