先日、某会議に出席したときに、大手建材メーカーの方から
今の住宅業界は、こういう流れに向かっていると、渡された新聞記事のコピー。
LCCM住宅(ライフサイクルカーボンマイナス住宅)、ZEH(ゼロ・エミッションハウス)、スマートハウス、
HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)など、横文字がいっぱい詰まった記事。
そして、その見出しには
「国が目指すのはLCCM住宅」2020年までを目標に普及図る
3.11の大震災以降、住宅の進む方向が、またまた大きく転換されたような気がします。
エネルギーを大切にし、住宅の安全性を重視し、家族との絆を大切にする。
このような傾向が生まれてきました。
大手ハウスメーカーは、これらを視野に入れた商品を市場に投入してきていきす。
太陽光発電やHEMSで、つくるエネルギーと消費するエネルギーが
差し引きゼロになるゼロ・エミッションハウスの宣伝が、ものすごく増えました。

去年末ごろから、問い合わせがあった30代のお客様たちは、まさしく
この流れにのっているように感じました。
太陽光発電を設けたオール電化住宅、自然素材を使った体に優しい住宅・・・こういうことには、敏感です。
断熱工法、家の耐久性に関しても、そこそこ知っていて、暖かい住宅を望みます。
動線・・・なんて言葉も普通に使います。
他人とちがった、自分たちの家がほしいという願望もあります。
そして、この夢をより安い値段で実現してくれる、信頼ある会社を探して
ハウスメーカー巡礼を繰り返しているのです。
これは、すごいな・・・・という思いも、すぐに疑問に変わりました。
彼らは、いろいろなハウスメーカーを巡ることで得た、ごく少ない知識に多くを支配されています。
いくつかの会社で描いてもらったという平面図だけを拠所にして、イメージを語ります。
本当は、「住む」というキーワードが一番大切であることに気がつかないまま・・・。
LCCM住宅や工法、素材は、あくまで手段であり、目的ではないことを忘れてはいけないと思います。
最初の画像は、お客様がセルフビルドされた小屋。
雪景色に映えて、なんともいい感じで、思わず写真をとりました。
2枚目の画像は、この小屋のお隣の家。象設計集団による設計だそうです。
どちらも住まい手の「住む」という思想が表現されている建物です。






























