トチの贈り物

3頭の黒ラブを看取り、全盲で両耳とも聞こえないコッカーとの暮らしの中で、
出会ったこと、感じたことをつれづれに…。

高崎市美術館で

2009-08-24 | つぶやき

 先週、高崎市美術館で開催されているターシャ・テューダー展を見に行きました。

 2階、3階に各2部屋ずつ設けられている展示室はあまり広くないうえ、平日にもかかわらず来場者も多く、ゆったりと鑑賞できる雰囲気ではありませんでした。なんで、高崎市美術館で開催することになったんだろう。
 展示室の入口に立って監視している女性たちが、役人のように事務的で、「わたくしが管理しております」風情を漂わせながら、どの入口でも「こちらからご覧になってください」と言って、一方的な感じで見る順番を指示するのですね。

 人の流れを遮断したり、迷惑にならないように気をつけて見る配慮のない来場者ばかりだったのか、「必ずここから見るように」という態度なのです。

 絵本の原画なら、順を追って見た方が内容が分かってよいと思うのでしょうが、ターシャさんが使っていた日用品や彼女の手縫いのドレスなどは、どれを先に見てもいいじゃないかと思ったし、絵本の原画を見ながら会話しているお母さんと子どもに「声が高いので、もう少し抑えてください」などと、監視員の女性がすぐに注意しに行くのは、あまり好感のもてる光景ではなかったな。

 別に大声で騒いでいたわけじゃないんですよ。絵を見ながら「ほら、ワンワンが何匹いるかしら」とか「もっと見たい、見せて」という子どもを抱っこして、じっくり見させてあげたりしていただけなのに。

 テレビで放映されていたターシャさんの特集番組も見ていたし、写真集も何冊も持っているので、何も監視されるように厳しい視線を向けられながら、息が詰まるような雰囲気の中で鑑賞しなくてもよかったな、わざわざ高崎まで行かなくてもよかったなと、ちょっぴり残念な感想を抱いた美術展でした。

 それにしても、60歳代くらいのおばさま達がぞろぞろ来ていて、驚いてしまいました。みんな、ターシャさんのように生きたいという憧れをもってのことなのでしょうか。ターシャさんのグッズ売り場も盛況で、レジの列に割り込んでいこうとするおばさんも見受けられ、なんだかな~と思ってしまった。一体、ターシャさんの何を見てきたのかしら…。

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