2017/06/23 記
--------------
中島地区中心に高齢者・障害者支援活動されているサポセン登録団体のSさんに会う。次回の懇話会が被災と高齢者施設のテーマをたてているため、是非にと招待したのだった。
懇話会の活動は、被災要援護者支援関連の現場体験を反芻・継承していくところに焦点がある。一般講演会と異なり、医療ケア関係者の懇談という設定も違う。極端なことをいえば、質問がなければ、ゲストは無言で帰ることになる。高見から知識を提供していく活動ではない。現場関係者だけを選んで招待している。そうしなければ、現場の知恵は価値を見出されないまま、時の波に押し流され、掻き消えていく。
この変則的な立場は、なかなか理解されない。専門家のご託宣の勉強会と、チラシの見た目で浅薄に判断し、思考停止してしまう。今回の会合も、Sさんに失礼であったが、始めはその件をどう壁を迂回して伝えるか考えていた。(すみません)しかし、それは熱さに懲りてなますを吹く杞憂だった。
今、お願いした団体は、死者を出した施設被災を味わっている。気軽にお話をいただく内容ではないのだが、検討をしてくださっている。だから受け皿をしっかり準備しておきたかった。特に災害ボランティア関係者や、行政の被災地派遣経験者は、丁寧に当っておきたかった。
Sさんは、地区自治会の防災の責任者であり、市民活動と住民活動の橋渡しをお願いしたかった。加えてもうひとつは、「ティーンズ防災教室」実現への協力依頼にあった。
住民活動は、必要を媒介に解決を活動するが、市民活動(社会活動)は、自発性を基軸におき、自主活動を行う点で、性格が異なっている。私がティーンズの防災自主活動の契機の種まきを行いたいと思うが、これは従来の必要型訓練とは違う。その差異を認識してもらわないと、価値が見えない。
Sさんと話していると楽しいのは、大局が過たずに伝わっていく心地よさなのだろう。懇話会の日程が決まったら、参加検討して下さいとお願いして、対話は終った。
サポセンから、恒例の「被災地支援活動報告会」のチラシをもらった。紹介しておく。
--- ここから ---
**第6回「被災地支援活動報告会~未来に向けた復興支援~」**
日時:8月5日(土)9:30~11:30
場所:茅ヶ崎市役所分庁舎6階コミュニティホール
*プログラム*
第一部 講演 認定NPO法人底上げ 代表理事 矢部寛明 氏
テーマ 気仙沼の6年間ー認定NPO法人底上げ6年間のあゆみを通じてー
第2部 市職員による支援活動報告
申込制 定員100名・入場無料
市総務部職員課 人材育成担当まで
0467(82)2111(代)
---ここまで---
陸前高田の広田地区から送られてきたワカメを、成城石井で買った。値段も少しあがっているが、ワカメの質がやっともおどっていたことを感じた。軟らかい部分と、肉厚で硬い部分が混ざっているが、三陸ワカメの特徴は軟らかさにあるので、いまいちの部分があるが、しっかり伸びている点が嬉しい。海の回復力を感じている。
------
母、通院先から電話。財布を忘れたとの緊急電話。医者の閉院時間に滑り込んだ。全く…。
夜間傾聴:ひとり
(校正1回目済み)