真実の扉

「何もしないことをする時」「何も考えないことをする時」・・本当の自分の扉が開く

「前生のおもいで 」1

2005年07月19日 07時00分05秒 | 前生のおもいで


 今日掲載する文書の内容は、今から15年近く前に或るミニコミ誌に載った内容です。
 志摩川友重さんという人が「前生のおもいで」としてあるミニコミ誌に発表されたものです。私がある雑誌に載せたいので出版元に志摩川さんに掲載の了解をとって欲しいと依頼したら、なんと出版元は志摩川さんとの取次ぎを拒否したのです(しかし特に別途契約がない限り著作権は出版元ではなく志摩川さんにある)
 ということで掲載をちょっと躊躇しましたが、これほど言葉を使わずに、しかも霊的な未知のエネルギーを駆使しての共同創造を具体的に記述したものはなかなかありません。全体の内容も「真実」であると直観した素晴らしいものです。で、あえてここに載せることとしました。
 これは「新しい秩序へのヒント」の続きとも最終稿とも言えるものです。



「前生のおもいで」1

今回の話はいつの時代のことであるか、よくわかりません。場所は今のアンデスあたりではないかと思われます。(後略

 私は高原で育った小さな男の子であった。
 高原といっても草は少なく、土は乾いているときのほうが多かった。私はその上を元気一杯に走りまわっていた。お腹の空いたときと眠たくなったとき以外はいつも家の外で遊びまわっていた。

 私には仲の良い友だちが一人いた。二人は走り回るのに退屈すると、よく石の切り出し場に遊びにいった。そこでは大人の男達が器用に岩場から石を掘り出していた。
 彼らは作業中に子供が側に寄ってきても絶対に怒ろうとしなかった。
 多くの場合、石はだいたい直方形に近い形に掘られていた。そしてその出来上がりは見事というほかなく、目で見る限り平面に近いものであった。一人がその石を完成させると、他の男たちは手を休めて石の周りに集まってきた。

 ある程度に人数の人が集まると、不思議なことにその重い石を楽々と持ち上げそれをそのまま移動させていった。
 土の穏やかな斜面を上っていくと、既に積み上げられている石垣の上にその石をゆっくりと下した。その石はぴったりとそこに収まり石垣の一部となっていた。私たちは声も出せずにその作業の一部始終を見ていた。
 移動の作業を終えて戻りかけたところを見計らって声をかけた。

「僕たちも、おじさんたちのように、ああいう立派な石段を作るんだ」
 これを聞いて優しい眼をしながら一人が答えた。
「もう少し大きくなったらな」
「うん!」
 私たちはまた高原に向かって走りだした。
「大きくなったら、一緒にやろう!」
「うん!」
 お互いの目を見ながら固い約束を交わした。
 二人は高原を走りまわりながらすくすくと元気に育っていった。

 十歳を過ぎるころに石段作りの勉強のチャンスが与えられた。

つづく

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