朧堂の扉

その世界のどこかに、朧堂はあります。ここもまた朧堂の扉のひとつ。※多分にフィクションが含まれますので、ご了承下さいませ。

笑いながら踊る人たちの夢を見た

2011-06-17 21:17:41 | こんな夢を見た
こんな夢を見た。


少し昔のヨーロッパのようだった。
時代がかった衣装の男女が輪になって踊っていた。

白い手袋の男が女の手をとり、それが連なって輪になっている。
その男女の方の周りには20センチほどの小さな妖精が人間の4,5倍の数で舞っている。

リフトされたまま足を開いてフレンチカンカンのような白いペティコートを見せたまま
長い足をぐるりと回す女は、黒い縁取りの目を見開いたまま、赤い唇でなにか卑猥な冗談を云ったらしく、
笑いはさらに大きくなるが、その言葉がどこの国の言葉かすら解らなかった。

妖精もまた、振り回される足と振上げられたスカートのドレープを避けながら笑いさざめいていた。