よもやまばなし

面白き こともなき世を面白く

アーチトップとフラットトップ(1)

2005年03月19日 23時44分13秒 | ギターの話
アコースティック・ギターにはアーチトップとフラットトップの2種類あります。
一般的なのはフラットトップなんでしょうが、僕はなぜかアーチトップが大好きなんです。
人からはよく「アーチトップとフラットトップで具体的に何が違うの?」「アーチトップの何がええの?」と聞かれます。
これはとても説明しにくい!極端に言えば、同じフラットトップでも、材やブレーシングなどの違いで全然音が違いますしね。
でも、両方のギターに特有の傾向のようなものはあると思うので、自分なりに感じた事を書いて見ようと思います。
幸い僕はフラットトップをベースにして作られたアーチトップギターのマーチン R-18(1938年製)と、そのベースになった同じマーチン製 00-18V(2003年製)の2本を所有していますので、この2本を比較することで説明することにします。
初めにお断りしておきますが、この2本は製造年数が60年以上離れていますので、本当の意味での比較にはならないかも知れません。ただ、自分にとって説明しやすいだけなので、あまり突っ込まないでくださいね。
写真がその2本のマーチンです。トップの形状以外は、ほぼ同じギターと言ってもいいと思います。
それでは、具体的な違いは次回からお話しすることにします。



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