昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

小説「社長、ちょっと待って下さい!」(14)入社当時(5)

2017-06-16 04:24:57 | 社長、ちょっと待ってください!
 若い男は部屋の奥の大きなデスクの手前の真新しいスチールデスクにボクを導いた。  書類など、物がいっぱい積み重なって雑然とした他のデスクの間に、その真新しいデスクがさあどうぞ、いかようにもお使いくださいというようにピカピカと光っていた。        
 席に着くや否や、長い髪をポニーテールにした、切れ長の大きな目をした女子事務員がきびきびした所作で鉛筆や消しゴム、ボールペン、ホッチキスなど事務用品の入ったボックスを机の上に置いた。
「はい、どうぞ!」
 どすんと、放り出すように置くと、長い首を立ててハイヒールの音を高くして去っていった。 頭から腰、足先へと流れる様なラインの後ろ姿がボクを挑発していた。
 ・・・なにも放り出していかなくても・・・
 社長に望まれて入社したという誇りなど、何の役にも立たないわよ! という痛烈なメッセージだった。

 ─続く─
 
 <好奇心コーナー>
 
 フジテレビのプライムニュース。安倍首相の憲法9条改憲案に対して改憲派、護憲派憲法学者、百地章国士舘大学特任教授、井上達夫東京大学大学院教授、石川東京大学教が激論を交わした。
 議論の中身より東京大学の先輩、後輩?のいがみ合いが興味津々だった。
 
 「キミは一体何を考えているのか!あなたのは憲法論ではない、政治論だ! 憲法学者としてどうしたらいいのか!」と石川健治東京大学教授に対して激怒! 
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小説
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