昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

サイボーグとなって還ってきたレロレロ姫(17)石田愛イン熊本(4)

2016-10-15 04:44:08 | 還ってきたレロレロ姫
「ともかく、そんな格好をしているわけにはいかないな」
 
 ・・・それにしても魅惑的なセーラー服姿だ・・・
 宮司は気を取り直して言った。
「とりあえず着るものを整えなければ・・・」

 石田愛は熊本市の中心にある商店街へ連れて行かれた。
「これって、熊本地震の影響?」
 白いコーンで囲われた路上の破損個所に目を留めて愛は言った。
「ここは大した被害はなかったんだ」
 宮司はこともなげに言うと、彼女の背を押した。
「ここへ入ろう・・」
 彼らは大きな洋品店に入った。

「あら、いらっしゃい・・・」
 年増の女子店員が馴れ馴れしい様子で宮司を迎えた。
 しかし目は外して愛に釘づけになっている。
「とりあえずスポーティなファッションを何点か見せてくれるかな?」
 愛の背を押しながら宮司は女子店員に問いかけた。
 ・・・やすやすと触るな!・・・
 愛は宮司の手から背中を外した。
「ゴルフをやれるようなものを」
 女子店員は愛の頭の先からつま先までざーと視線を飛ばすと、何点かすばやく選び片手で抱えると言った。
「どうぞ試着してみて下さい」
 空いた手で試着室を指示しながら、愛から目を外した。

 愛は店員の差し出したものを無視して、ハンガーから別なものをセレクトして試着室へ消えた。
 ─続く─   

 <好奇心コーナー>
  
 ボブ・ディランノーベル文学賞
 彼から反応がない。
 ファン1「彼は恥ずかしがりやだから・・・」
 ファン2「反体制派の彼が受けるわけないじゃない」
   

ジャンル:
小説
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