碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

12月はアートの季節1

2016-12-09 | 日記風雑感
12月3日から11日までチェンマイ市内の29の会場で地元の作家のデザインした作品の展示と協賛したショップでの販売などがおこなわれました。昨年は、ニマンへミンの横丁ソイ1,3全体に屋台の店がでて作品の販売が行われましたが、今年は、ワットチェンマンの隣のグラスハウスというレストランの裏の空き地に移りました。、お祭り的な要素もありましたが、まっとうなイヴェントと言う感じでした。会場が市内に散らばっているので、一日ですべて回るのはしんどいのですが無料バスも運行され、20以上のワークショップやツアーや映画やトークなど結構お金をかけたイヴェントでした。なにか面白いものはないかと出かけてきました。今回のテーマは「New Originals」ということで昨年のモノのデザインよりも建築とか、環境とか、体験的なコンセプトの新しさを出そうという試みが増えておりました。タイのデザインと言っても伝統的なものから現代的なものまで、幅がひろいのですが、いままであまりコンセプチュアルなイメージのものが少なく、どちらかと言うと、伝統的なものに改良を加えたものや、西洋のデザインをいじくったような感じのものが目についた。それは、日本人の目から見ると、もっとまじめに考えろよという風な受け取り方になるが、逆に、気楽で自由なんだというタイ人の気質からくるものであって、タイ人のオリジナリティーかもしれないという風に考えることもできる。楽しければいいじゃないか、気楽に行こうぜと言うのは日本人のワシには少なからぬ衝撃もありました。たとえば








チェンマイ大学の構内で見かけたものです。
真面目な日本人はこんなことはしないよね。マツダのデザイナーが見たらどう思うかね。苦心惨憺して作ったマツダのシンボルマークのデザインを軽く遊ばれてしまった。これがタイの感覚なんですね。ワシはこのデザインに少なからぬ衝撃を受けました。そりゃ頭の中で、こねくり回すのはOKですよ、けどここまで作ってしまうのはちょっとない。しかもなかなかつくりがいい、執念を感じるし、根本的にデザインに対する考えが別の発想であることが衝撃をあたえるのです。タイ人は車の性能ではなくこんなところに金をかけるんですね。著作権や倫理性などと言うものは別にして、はっきり言ってとても愉快です。これを作った人はどんな人なのか興味があります。









これは、門扉です。自転車屋さんではなく個人の家へ行く通路になっております。このように、廃物利用のデザインが結構受けてる。お金をかけずに楽しむのはワシも大いに賛成です。最近はリサイクルアートと言うのが流行っていると聞きました。モノの再利用で資源を節約するというコンセプトがあるのでしょうが、これこそデザインのもつおおきな役割です。捨てるようなものがアートとして価値を生み出すのは、デザインの力です。上記の例は、今回のデザインウイークの作品と言うわけではないのですけれど、今回の展示にはノット君の作品が出ておりました。



既成セメントの型枠内にウイスキーの小瓶を並べて隙間にセメントを流し込んだ照明器具。



















彼のショップで売っていたノートやバッグは絵画の作風に近い。ビニールの外装素材を利用している。照明器具はプラスティックの容器と鉄パイプをコンクリートでかためたものです。

見た通り、廃物利用で様々な家具や雑貨を展示しておりました。彼は以前紹介したように、本来画家なんですが、リサイクルアートもやっている。

すべてがこのようなコンセプトで作られれているわけではないのですが、タイ的な特徴のひとつかもしれないと感じています。    

<後日につづく>











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