碧空の下で

人生の第四コーナーをまわって

雨のランラン ランパーンへ

2017-05-17 | 日記風雑感
明らかに雨季に入って、熱帯モンスーンの雲が空を横切り、時々雷雨と強風を運んでいく。幾日かはすっかり空を隠し、曇り空が日々の陰影を与えていた日本の季節の移ろいを思い出させる。気温も下がり空気もすっかりきれいになり、近くの山の木々の葉っぱまでくっきりと見えるような素敵な季節になった。アパートのエレベーターで、行き先の9階のボタンを押してくれたファランが「9階は見晴らしがいいんじゃないかい」というので「そうだね、今日みたいな雨上がりは遠くまで山が見えるよ」というと「近くの山はもっときれいだろう」「ああ、麗しの雨のおかげだ」というと「rainy day is my life」というので「私の生まれた町では、don'tforget an umbrella ,even if forget a boxlunch というのだ」てなことを言っても意味が通じない様子で、7階で降りて行った。しかし「rainy day is my life」にしてもよく意味が解らない。いい意味なのかよくない意味なのか・・
そんな雨季の初めにチェンマイから南東へバスで2時間約100km行ったところにランパーンという陶磁器の街へいった。以前に訪れたことがあるのですが、今回はランパーンのセラミック産業開発センターへお邪魔した。このセラミックセンターはランパーンの街から南へ10kmぐらいのコカ市にある。友人のKさんに教えてもらった場所ですが、日本のJICAの支援で作られた施設で、広い敷地に様々な設備があり、焼き物の研究をしているところです。そこではいろいろな業務があるのですが、その一つに技術研修者を受け入れているというのでその話を聞きに行ったわけです。担当者のケーさんに会っていろいろ話を聞いてきました。ここの技術責任者?副所長?のケーさんは、タイ人のネイティブらしく少し色の黒いおばちゃんです。チェンマイ大学卒でドクターの資格を持っているが、なんとワシが最初にお世話になったメンライキルンの責任者のポムさんとは同窓で知り会いだそうだ。その話が出たおかげで、簡単にことが運んだのかも知れない。世間は狭しというか、タイ人の人間のつながりは日本よりも強いのかもしれない。話が早いというか、タイ的なイージーさというか人の良さと優しさというか、施設を案内してくれて、すぐに、とにかく来月からここへ来て、1週間ほど設備を使わせてもらうことに決まった。まさかこんな簡単に話がすすむとは思っていなかったので、いざ向こうへ行って何をするかまだ決めていないのが実情で、なりゆきとはいえもっと計画的に準備をしておけばよかったと思っています。ここには寮があって、宿泊できるので長期滞在もOKですから、今後何度かお世話になるかもしれません。ひょっとしたらこちらへ引っ越すかも知れないぞ、というような予感さえあります。ランパーンの街はチェンマイよりはるかに小さい田舎の街ですから、チェンマイよりものんびりした雰囲気がある。川沿いのオールドストリートが観光の目玉になっているが、1号線の国道沿いにはBigCという大きなスーパーマーケットもある。タイではBigCがないとド田舎だとバカにされるそうです。産業はやはり圧倒的に陶磁器業で、タイの安い人件費を背景に今や世界的な受注を獲得している。大小合わせて100社以上の企業が存在しています。日本の会社も進出している。この業界で長年食ってきた者としては親しみやすいのですが、いまいち文化的な臭いが少ない。詳しくはまだ知りませんが、チェンマイが京都だとすればここは瀬戸や美濃という感じです。というようなわけで、駆け足でランパーンの陶磁器関係の業界人と何人か会ってきたのですが、みんな同業のよしみか、ビジネスにつながるかもしれない人間への興味というか、そんな目で見てくれたので、久々に仕事をしているような気分で楽しかった。現地ではレンタルバイクで東西南北を走り回ったが、観光スポットのお寺は道を間違えたおかげで、一つ見ることが出来た。日ごろの行いがいいので、バイクを返してホテルへ帰った頃にポツポツと雨が降ってきた。喫茶店へ入ると土砂降りになって、ちょうどいいタイミングでした。タイの雨は通り雨だから、30分ほどで収まった。
「rainy day is my life」これは「人生は短い」という意味かも知れないと思った。





















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