手も足も出る技術士「平ねぎ」の無為徒食日記

心にうつりゆく由なし事を綴っています。

昭和天皇と憲法九条

2017-08-05 23:48:17 | 政治問題

以下に示す記事は2016年7月4日に書いたものです。
日本国憲法の1条から8条までが天皇に関することがらで9条で突然戦争放棄が規定されていることに強い違和感を覚え、
豊下楢彦氏の著書を読んで得た知識と推測を織り交ぜて書きました。
本日放送されたTBS番組「報道特集」を視聴し、推測は正しかった、と確信しました。
1条から8条までの天皇条項だけでは明治憲法と代わり映えがせず国際世論の信頼を得られないことが予想されたため、
二度と戦争しない決意を9条に盛り込んだのです。
つまり、1条から8条までの天皇条項と9条の戦争放棄はセットであり、天皇制を残すための仕掛けだったのです。

ここで、2016年7月4日の記事を再掲します。

再掲ここから

日本国憲法は1条から8条までが天皇に関する条項で、9条でとつぜん戦争放棄です。
国民主権を謳いながら国民の権利と義務は10条以降ですよ。これおかしいと思いませんか。
それはね、天皇制維持と戦争放棄がセットだからです。
漫画右翼は押し付け憲法だと口癖のように言いますね。
現行憲法は連合国の押し付けではありません。
1条~8条&9条は昭和天皇が望んでGHQと協力して側近に作らせたんです。
今上天皇はそのことをよく理解していますね。
理解していないのは安倍やら稲田やらの漫画右翼です。
昭和天皇を処刑せよという連合国側の声は大きかったのです(特にオーストラリア)。
マッカーサーはそれをしなかった。天皇を処刑したらどんな混乱が起きるかわからない。
現地司令官のマッカーサーはそれを恐れた。
日本国民は天皇のいうことなら何でもきく。その証拠に巡幸では全国各地で大歓迎された。
だから訴追しないで日本統治に使うべきと考えるのは自然な発想です。
「全責任は自分にある」の言葉にマッカーサーが感動したから訴追されなかったというのは嘘っぱちです。
昭和天皇は処刑を免れるためにいろいろやりました。
独白録を作ったのもそのためです。
独白録を英訳させて、自分は平和主義者でありいかに平和を希求していたかをアピールしました。
東京裁判も昭和天皇が望んだことなのだが漫画右翼は解ってないようですね。
A級戦犯を無罪にしたら昭和天皇が有罪になるんだよね。
天皇の身代わりに東條らのA級戦犯が処刑されたのだから。
最近読んだ本「昭和天皇の戦後日本」(豊下楢彦著、岩波書店)にこう書いてある。

かくして、昭和天皇の戦争責任が認識されればされるほど、天皇の側近や指導者たちは降伏以降、
「悪くなったら皆東條が悪いのだ、すべての責任は東條にしょっかぶせるのがよいと思うのだ」
(東久邇宮)という方針に徹することになった。
だからこそ、後述するように、昭和天皇はマッカーサーとの最初の会見の直前に
米紙「ニューヨーク・タイムズ」の記者と会見し、真珠湾攻撃と宣戦の詔書の関係をめぐって、
事実上の「東條批判」を行うなど、必死の努力を展開したのである。


昭和天皇は生き延びることと皇統維持のためにいろいろやったんです。
新憲法制定と東京裁判に対してマッカーサーに謝意を述べています。



私はこの会見をテレビでみました。
天皇はボケたのかと思いました。
でもボケたんじゃなかったのです。
昭和天皇は自分と天皇家を守ってくれたアメリカ(個人的にはマッカーサー)に気を遣ったんです。
昭和天皇はA級戦犯合祀をきっかけに靖国参拝をやめました。
A級戦犯に頭を垂れることは東京裁判を否定することであり自らを否定することになるので行かなくなったのです。
昭和天皇はリアリストです。
身の安全と皇統の維持のためならなりふり構わず何でもやった。
現行憲法を押しつけ憲法だとして変えようとしていますね。安倍や稲田や漫画右翼どもが。
彼らは信じられないくらい無知です。無知ゆえに何をするかわからない。
彼ら(自民党)に票を投じてはいけません。

再掲ここまで

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 一見さんお断り | トップ | 2017年広島原爆忌 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL