手も足も出る技術士「平ねぎ」の無為徒食日記

心にうつりゆく由なし事を綴っています。

三浦スペシャル炸裂

2016-10-29 08:13:37 | 将棋
三浦スペシャルの威力は凄まじい。渡辺竜王に続き二番目の犠牲者が出た。畠山七段だ。
10月27日に行われたB1級順位戦(糸台対畠山戦)で、
糸谷八段は、先のA級順位戦(三浦対渡辺戦)で三浦九段が指した4五桂跳ねを採用し、添付図の局面になった。
三浦対渡辺戦と同一局面である。



対三浦戦では渡辺竜王はここで4四歩と指し、以下一方的に攻められ敗れた。
畠山七段は「渡辺竜王の轍は踏まじ」と、技巧の推奨手4二角打を採用した。
しかし、その甲斐なく一手違いにもさせてもらえず無残な敗北を喫した。
研究手順に嵌るとこんなひどい目にあうのだ。

4五桂から7一角打、5三桂不成の一連の手順は三浦九段が技巧を使って発見したと思われるが、
それは三浦九段の研究成果であり、カンニングとは無縁のものだ。
素晴らしい手順の発見は、褒められこそすれ不正の誹りを受ける謂れは全くない。
考えてもみるがいい。
A級棋士が順位戦で事前に何の研究もせずに対局に臨むだろうか。
何も準備もせず出たとこ勝負でスマホのリモート操作で得たソフトの推奨手を頼りに指し続ける棋士などいるはずがないのだ。
三浦九段は求道者の異名をもつほど人一倍研究熱心な棋士として知られている。
4五桂からの手順は三浦九段の研究範囲であったはずだ。
研究ツールとして技巧を使ったかもしれないがそれはルール違反ではない。
技巧を使った研究はほとんどの棋士が行っており、ソフトに頼る研究はいまや常識なのだ。

次図をみて頂きたい。糸谷対畠山戦の投了図と評価値の推移である。
評価値推移は右肩上がりであり、途中から急勾配になり最後はオーバーフローしている(目盛の最大値が±2500なので)。
研究手順に嵌ったら一方的な展開になりやすい、それだけのことだ。
カンニング疑惑など見当違いも甚だしい。



次に、三浦対渡辺戦の投了図と評価値推移をみる。
一方的な展開であるが、糸谷・畠山戦に比べると、評価値グラフの勾配が緩やかであり、デコボコの少ない滑らかな曲線になっている。
それは、渡辺竜王が疑問手や悪手を指さなかったからであろう。



渡辺竜王は研究に敗れたのだ。
三浦九段の研究手順に嵌ったために敗れた。渡辺竜王はそれを素直に認めるべきである。

余談であるが、一致率なる何やら得体のしれない指標がカンニングの根拠に使われているが、
こんなものをいくつ集めても何の足しにもならない。
理系の仕事をしている者はこのようなよくわからない代物は端から相手にしない。
一致率を有難がる連中はたいてい文系だろう。
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2 コメント

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Unknown (平ねぎ)
2016-10-29 09:39:21
>自王ってなんだよ素人管理人w
>自玉な??
>将棋指した事あります?ww

>↑ ばれたか。私は将棋を指したことはこれまでいっぺんもないんだ。駒の動かし方も知らないんだ。間違えてごめんね。

なーんだ、openブログの管理人は将棋を知らないのか。
普通、「じおう」で変換しないよね。「じぎょく」だよね。
Unknown (平ねぎ)
2016-11-17 15:42:18
文春も新潮も書かない、
ってこことは
真っ白ですね。
どうするんだ、連盟

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