tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

世界経済は当面小康状態を維持?

2016年10月29日 12時19分17秒 | 経済
世界経済は当面小康状態を維持?
 アメリカの大統領選挙も、その帰趨の方向はほぼ見えて来たようです。イギリスのEU 離脱というハプニングによる混乱も、それなりに落ち着くところに落ち着くのでしょう。

 アメリカの利上げが12月にどうなるか、未だ経済指標待ちの所もありますが、昨日の発表では経済成長率は一応順調なようですし、いずれ利上げをしなければ、いつまでもゼロ金利という訳にはいかないのですから、方向は決まっています。
 
 日本もどう異次元金融緩和から抜け出すのか問われるところですが、世界経済も年末に向かって、当面小康状態というところでしょうか。
 世界の株価も、この所小動きで、そんな状況を読んでいるように感じられます。

 国際政治の面では核を巡る思惑や、地域紛争に関わる主要国の意見の不一致など問題はありますが、具体的なハプニングが当面予想されないのでしょうか、経済面では比較的平穏な状況が続きそうです。

 昨日報道された今年の文化功労者の1人の岩井克人氏は、「不均衡動学」の理論を打ち立て、それによれば、現実の経済は常に種々の要因で不均衡状態という事になるようですが、矢張り実体経済(庶民の生活意識)は、安定を望んでいるのでしょう。

 確かに今日のマネー経済全盛の中では不均衡が増幅されることが多いのですが、当面ある程度の安定が見通せるということになれば、生産、流通、消費などの経済活動を担当する企業や家計といった経済主体も、予測や見通しを立てやすく、活動もやり易くなるでしょう。

 投機筋もタネがないところでは大きくは動きにくいでしょうし、そうした環境条件の下では、実体経済は活動を活発化する可能性が高いという事になりそうです。

 アメリカ経済の正常化への努力、ヨーロッパの安定の維持、推進、中国経済の落ち着きといった中で、各国や国際機関の世界経済の安定志向の舵取りを期待したいところです。

 繰り返しますが、常に不均衡を内蔵するのが世界経済かもしれませんが、その中で生活する生活者は、基本的には安定を望んで入りはずですから。
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