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ユーロ2008  フランスプレビュー

2008年06月02日 17時58分08秒 | ユーロ2008

WOWOW

EURO2008全試合放送!

ユーロ2008におけるフランス代表の印象は強力な守備につきる。
予選では参加50ヵ国中最少失点のわずか5点だからだ。

欧州クラッシックと呼ばれるフランス対イタリア戦からフランスは多くを学んだ。
多分期待するようなゲーム展開…大量得点、大量失点は無いだろう。
しかし16チーム中で新旧入り交じり一番隙の無いチームなのは間違いない。
手堅い手堅すぎるゲーム運びでベスト4に名乗りを上げる実力はある。

中盤以降は更に年齢を重ねたベテランが名を連ねている。
ビエラ、マケレレ、トュラムは10年前から代表で一緒である。
ベテランDF達はスピードは無いがスペースを消しボールを奪い、シュートすら打たせないかも知れない。

一方の攻撃は右サイドリベリーが運び、リベリーが組み立て、リベリーが決める。フランスの得点はリベリー次第と言うところだ。
左サイドのマルダとアンリにはあまり期待しないほうが良い。代表でいつもそうだったから今回もきっとそうだ。
期待するなら若きアタッカーベンゼマがユーロ2008最大の発見と言われるかも知れない。
今シーズンのチャンピオンズリーグ優勝のマンチェスターユナイテッドの強固な守備ブロックに真っ向勝負でゴールを決めたのはベンゼマただ一人である。
リベリーからベンゼマのホットラインはフランス唯一の得点源だ。
もっともドメネク監督がベンゼマをスタメンで器用すればの話であるが…。

フランスの緒戦はルーマニア。第2戦オランダ、第3戦フランスと続くが、
死のグループCの中では最も計算しやすい順番に恵まれている。
ルーマニアから勝ち点3を奪うことができれば第3戦のイタリア戦はお互い主力を休ませる消化試合になるかも知れない。
各国トップリーグに代表選手を送り込んでる輸出国フランスが集結することで真価を発揮する。
先日行われたイングランドとの親善試合では現実主義の代表カペッロ率いるイングランドをシャットアウトしPKで挙げた1点を手堅く守り切った。

フランスの最大のリベンジはグループリーグは二位でも通過し準決勝でイタリアを破り決勝に進出することなのは間違いない。


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