気ままに三百六十五日

気ままな三百六十五日趣味に没頭したいけれど?

石の街大谷

2017-03-09 | とちぎ

天気予報通り朝はよく晴れていましたが、午後は曇って来ました
最近の天気予報は良く当たりますね~


3月4日
大谷の魅力再発見ガイドツアーに友人と3人で参加

大谷は宇都宮市の北西部に有ります
大谷石の産地です

大谷石は2000万年も前の海底火山の噴火で出来た堆積物から出来ている凝灰岩
海から隆起して出来た岩山が屹立している地域です
大谷石は硬い石じゃなく多孔質の柔らかい石です

江戸時代から農閑期に生活の糧にと採掘されていたそうです
明治時代に西洋文化の石造建築流行により大谷石が建築資材として需要が高まり
発展して行きました


旧帝国ホテルにも大谷石が使用されました

帝国ホテルの建材として掘りだされた採石跡です


天狗が投げた石と言う伝説の 天狗の投げ石

写真の中が昔の姿
今は落下しないようワイヤーが掛けられています


世界平和を祈願して彫られた大谷観音像
岩を其のまま彫った石仏です


大谷寺

このお寺には弘法大師昨とつたえられる岩壁に彫られた磨崖仏が10体並んでいる洞穴寺院
国の特別史跡及び重要文化財の指定を受けています

又この洞窟地下から縄文時代の人骨(1万1千年前位)も出土したそうです

今回は寺院内は見学せず、奇岩立ち並ぶ大谷景観公園に


大きいこの洞窟の中は、戦時中は、軍需工場として使われたそうです
飛行機の部品作りがされていたそうです


川や雨風で浸食されて削られて~




こんな奇岩が立ち並ぶ景観が続きます


大谷の街中には大谷石の蔵や塀などそこここ見受けられます
が、時代の流れの中で使われなくなった無人の家も目立ち
大谷石の建造物を文化財として守る事も重要になって来ていますね



大谷石の中を切りだして部屋に成っているようです
中は見学できませんでしたが


大谷石建造の蔵として左は座敷蔵として、右は穀物蔵として使われたそうです
西洋建築の技術を取り入れて造られ石蔵のモデルともなった建造物


旧大谷公会堂

柱に高い加工技術で装飾が施されています

長くただ倉庫にされていたようですが、今は時々イベントにも使われているようです

大谷の街を改めてガイドさんの説明を受けながら歩きました
知らない事も多々あり興味深いツアーでした


解散後、3人でランチ
タイ料理の小さなお店で

カレーランチセット



カット野菜が可愛くて~
(カット野菜は食べませんお飾りです~)


美味しかったです~









コメント (16)
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