on the rise

日本初のプロバスケリーグ
「bjリーグ」と日本のバスケを
それとなく応援するブログ。

もう時間ないですよ。

2008-12-21 23:14:29 | Weblog
サンケイの記事より。()内は、私のつっこみです。

日本バスケットボールリーグ(JBL)と
bjリーグの分裂状態が続くバスケットボール界が
“共存”へ動きだした。
(やっとだよ本当に。)

17日、日本バスケットボール協会主導で、
第1回の「トップリーグのあり方検討委員会」が都内で開かれた。
両リーグ、協会関係者らが史上初めて同じ机についた。
(やっと、「始まった」という感じ)

ただ、会合は前途多難を予感させた。
bjリーグの河内敏光コミッショナーは、互いの共栄を目指して
「日本協会に入りたい」と傘下に入ることを要望。
(最大の譲歩、だわなあ)
両者の連携や統合の模索をするには、日本協会の下に入るのが前提と主張した。
(デカいカードをいきなり切ってきたわけで)

一方、JBLの伊藤善文専務理事は「トップリーグはJBL」と力量差を強調。
(・・・いま、そんなことを話しているところなんでしょうか?)
交流戦の実施などにも難色を示し、
(ルールを完全にJBL仕様にしてもだめだと?
その譲歩案、出されていないはずがないと思うが・・・)
座長の深津泰彦・日本協会副会長が
「いまの状況が不自然という前提で進めていきたい」と、
互いの歩み寄りを促す場面も。
(こののんきなスタンスが、協会側の本音だね。)

両リーグ間には解消しがたい“ねじれ”がある。

完全プロ化を実現したbjと、プロと企業チームが混在するJBL。
(リーグ内でも統制が取れず、それどころか、
「何の問題が?」と開き直ってるわけで・・・)
一方で1チーム7300万円のサラリーキャップ制を敷くbjに対し、
(せめて7300万使い切れてれば・・・)
資金力があるJBLはトップ選手の推定年俸が約2000万円と高額で、
その分、選手の質は高い。
(質は高いが、さすがに見合ってないだろこれは)

当然、JBLには「質ではトップリーグ」という強いプライドがある。
(「トップ選手の質」だけがトップリーグ、が正しいと思う)
対するbjには「唯一のプロリーグ」の自負があるが、
協会傘下ではないため日本代表選手の選考対象にはならない。
この両者が一朝一夕に歩み寄るのは難しい。
(ただ単に協会に加盟したいと言っているだけなんだから、
これに難色を示すのはおかしいと思うんですがね)

そもそも日本協会が2000年前後からプロ化推進の“手形”を切りながら
事態が動かず、業を煮やした新潟、さいたまなど一部チームが
協会から飛び出し、設立したのがbjだ。
以来、JBLとは犬猿の仲が続く。その壁は高く、厚い。
(正確には、新リーグを作った、という事実を除いて、
bj側から喧嘩を売ったことはないと思うんですが)

時間がかかるのは間違いない。
「いきなり一緒にやるのは無理。早くても5年ぐらいはかかる」と
bjの河内コミッショナー。
協会の木内貴史専務理事も「時間をかけ、最良の道を考えたい」と
慎重な姿勢を崩さない。
(さて、bjももちろん厳しい状況だが、それよりもJBLに、
のんびり構えている余裕があるのか、甚だ疑問)


ふう・・・
トヨタが廃部にでもならない限り、
目は覚めないんでしょうか・・・