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205円ルール

2017-06-30 | weblog

 題名を見て、医療関係の人は「懐かしい言葉」だと感じる方もおられると思います。レセプト(診療報酬請求書)記載のさい、一日の薬価が205円以下だと薬剤名の記載は不要で「*」とだけでよかったころがありました。これはレセプトがまだ手書きで請求されていた頃の事務手続きの簡便化のためであったと思います。その後はもちろん電算化・オンライン化に伴い、すべての薬剤名の記載が要求されるようになりました。

 今考えればすべて明らかにするのは当たり前のことです。しかし、適応疾患以外の症状に対しても有効と考えられる薬もあります。205円ルールがある時には、善し悪しは別にして、適応外であっても保険診療とする事が可能でした。たとえば胃潰瘍の治療薬であるプロマックという薬は、味覚障害や口内炎に有効とされるのに適応外で保険診療上使用できません。この薬の一日薬価は98.6円ですので以前なら「*」となり、正直なところ「ナイショ」で使う事ができましたが、今はもちろんダメです。

 なぜこんな事を思い出したのかというと、昨日から騒がれている、自民党幹事長のパーティー券のことです。政治のことにも私は疎いですが、政治資金規制法とかで、20万円未満の寄付(パーティー券って寄付なんですね、実際にパーティーへいった方っています?)の場合、記載義務がないとのこと。「*」でもなく、つまり件数にも上らないようです。それを利用した大口寄付を多数小口化したと疑われても仕方ありません。

 また事務手続きの簡略化が「記載義務なし」の理由じゃないのは、我々にでも思い疑うところです。大きな選挙が近づくと、与党に不都合なことが急に色々な事が出てきますね。野党はタイミングを計って出し渋りをしているのかと思うくらい。

 

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