巨匠 ~小杉匠の作家生活~

青二才の頃の夢だった小説家。今頃になって何かに憑りつかれたかのように行動に移し始めました。そんな作家的日常を公開します!

魂の売り先

2017-04-19 21:21:20 | 
僕は信じられない
この世界が僅か百個程度の元素でできているなんて

謎、不思議、ミステリー
でもこれは現実であって
答えはいつも君のそばにあるから
僕は左右非対称の君の瞳を見ながら
思わず無遠慮に尋ねてしまう

そんな重要なことも教えてくれない
オトナ達の言葉は大切なことばかり
そんな風に育てられた少年時代
朽ち果て、崩れ落ちた純情
僕はもう子供じゃないから
気付いてしまったのさ

自分が汚いオトナになってしまったことを

朝のラッシュなど気にしない
目的地を遥か乗り過ごした電車を
バツの悪い表情で飛び降り
対抗線路の電車を苛々して待つ僕
そんなオトナの自分が限りなく惨めで
思わず苦笑いする僕がいる

嗚呼、無限大の空を舞う君のように
汚れたオトナになり下がっても
限りなく人に優しくありたい
君の心に突き刺したい、天使の矢を
君は気付いていないかもしれないが
僕は君という存在の虜なんだ

子供の心でこの世界を生きる
僕は年を重ねるごとに
そんなオトナに憧れた
君達は誰に心を売るんだい
僕の魂の売り先はもう既に決めている

嗚呼、僕はまともなオトナでありたい
君のように
君を取り巻く空気のように
薄汚い僕が少年の瞳を取り戻せるように
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