巨匠 ~小杉匠の作家生活~

売れない小説家上がりの詩人気取り
さて、次は何を綴ろうか
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頑固者の確信

2017-08-10 13:20:29 | 
突端にある空っぽの心
あることが当たり前だった日常
それは守り抜くものではなくて
勝ち取るものだと教えられた朝
たったひとつの僅かな綻びが
すべてをかき乱すこともある

雨が止み、空が堕ち、陽が翳る
湿っぽい空気にくすんだ陽光が射す
世界中のすべてを蒸発させるように
互いの心は熱せられているけれど
この思いが普通で、特別でないこと
これが確かに最後だと信じていた

確信していたんだ

失う恐怖は向かい風の中にあると
悪魔の耳打ち、鬼達がそっと囁く
そんな脅しにゃ誰も乗りやしない
僕の実力を見損なわないでほしい
君が教えてくれた処世術なんか
誰も学びやしない、曲げやしない

豪快な一発を撃ち込もう
当たればこちらのものさ
誰もが跪くような危険が去ったら
君と傘差して、並んで歩くのさ
後ろ指を指されようと無関係
道は永遠に続く入口へと向かう
誰かの戯言を垂れ流しながら
僕はどこということもない逃げ場を目指す

結局は誰もひとり
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