巨匠 ~小杉匠の作家生活~

青二才の頃の夢だった小説家。今頃になって何かに憑りつかれたかのように行動に移し始めました。そんな作家的日常を公開します!

生と死の淵

2017-03-13 01:39:36 | 
哀しみと苦しみの果てで
貴方は何を望みますか
手に入らない何かを
ただひたすら待ちわびますか

絶望の淵に佇み、行き場のない
見知らぬ通行人に声をかける僕
無駄だよ、もうやめておけ
君は僕を軽く窘める

葛藤せよ

内なる自分と葛藤せよ

貴方達が真っ当な人間ならば
もう少しマシな人生を送れただろう
誰にも均等に一度だけ与えられた人生を
なぜ不意にしてしまったのか

人生のラストスパートという悪あがき
君には何かやり残したことがあるかい

自らの放蕩を償い
今一度旅に出るがいい
答えはそう簡単じゃない
僕もアイツも未だにここ止まり

幸せな最期なんて
望んで勝ち取るものじゃない
そもそも望んで最期を迎える人など
どこにもいやしない

救急車のサイレンが響き渡る
またここへ人が来るのか
ここは生と死の淵
ポジティブとネガティブが
入り混じる時空間

僕はここの番人
誰か後任を見つけなければ
一生このまま不遇な人を見続ける羽目に
まあ、葛藤だらけの人生を送るより
少しはマシかもしれないが

さあ、今日もまた一人
苦悶に顔を歪めた邪鬼がお出ましだ
どれどれ、話を聞こうじゃないか
君はそんな僕を窘めることもなく安眠中
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