巨匠 ~小杉匠の作家生活~

売れない小説家上がりの詩人気取り
さて、次は何を綴ろうか
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詩人の孤独

2017-04-19 01:20:12 | 
ねえ、教えてよ
僕は何者なの?
朝起きて、食事して、時々文字を綴って、寝る
地球上のそんなクズみたいな存在
存在感も存在価値もたかが知れている

消えてもいいですか?

僕は小学校にある雲梯のように
小器用にこの世界の縁を伝うけれど
指先が遂に限界に達して
転落する
墜落する
堕落する
奈落の底に陥落する

だから僕の価値観も君の価値観も
きっとどうでもよくて
存在意義など見出さずとも
お互いを愛し合えばいい
向き合えばいい
抱き合えばいい、力の限り

世の中はきっと僕なんて必要としないけど
僕がいること自体は拒絶しない
僕が消える必要がないことを
僕自身が証明してもいいくらいだ

僕は詩を綴る人
君は僕に寄り添う人

それだけで生きている理由として十分さ
孤独な人生を僕は君という支えを携えて
少しでも意味あるものにしたいと願う

僕は何者なの?

街中に蔓延るこの問いかけを紐解き
世の人々の人生の価値を見出すのが僕の役目
君の存在が今の僕を形作る
僕はペンを執り、この問いかけの答えを綴る
この地道で孤独な作業は永遠に続いていく

君は君以外の何者でもなく
君以上でも、君以下でもない
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