ともぞうです。
現在、ともぞうはラケット破損に伴う補強を考案し実践しております。
今回は、直近で加工したモノを紹介します。
ヒビの状態です、この状態では塗装のヒビかフレーム自体のヒビか判別は難しいですね
ともぞうは、マイクロスコープを使います。中央の黒はグロメットです。
グロメットを外し更に拡大して確認 完全にフレームまでヒビが入っている事が分かります。
さて、このヒビをどうするか?
まずは、2種類の接着剤を用いて処理します、下地用と上塗り補強です。
下地は硬化型で硬化するのに1時間強掛かります、上塗りは伸縮性があるコート剤です。
両方とも、一般販売されていない特殊すぎて、二度と入手できないかなぁ~
続いて、全体的な補強を施します、これは色々と探したなかで一番耐久性のある補強テープです。
単に張ってもダメなんです、自作の工具とDSペンを使いながら密着させていきます。
これが張り上げた後の写真です。
この後にグロメットを通すホールを空けていきます。
ここで、ガットを通して引っ張るとコの字に引く事になります、この場合はラケットに掛かる負荷が
当然、掛かります、本来は問題ないフレームならば十分な強度が確保されていますが
やはり、フレームにヒビが入っている事を考えると、負荷軽減を施すことが望ましい。
なので、特殊なグロメットパットを取り付けRにする事により力の分散を図ります。
なぜ、Rが良いのか?力の分散性がいい形とは?
水道のマンホールはなぜ?丸いのか 当然ですがフタが落ちないのもありますが
円にすると力の分散性がいいですよね?
めがね橋とか、トンネルは半円型が多いもんね!
で!写真がこんな感じ
ガットを張りました!
長く使えるといいのですが・・・
私もラケット工房さんの様に完全に折れたラケットを復元できるスキルが欲しいですね~。
zo
コメントありがとうございます。
まだ、まだ 未熟者ですので
職人と言われる様に精進します。
今後もよろしくお願い致します!
匠の技、手間を惜しまない誠意に感謝
m(_ _)m