ZAR大好きの忘ビロク2-金鉱株投資ほか色々

金鉱株・銀鉱株で資産運用中。日々の決断と思考のための勉強と記録。いまのポジションは、金鉱株と天然ガスETFだけです。

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☆金投資、或いは金逃避。

2010年01月12日 | Weblog
再度飛び込む機会が今年中(10年)か来年にありそうなので再度アップです。

ゴールドの何に投資するか?

☆金現物;カウンターパーティリスクは有りません。今の情勢を考えると、常に買い、です。価格変動と為替変動リスク、利子を生まないリスクがあります。色々なことを考えて、100gバーとかも良いんじゃないかと思います。

問題は、1)暴力的金没収の可能性。2)非暴力的金没収の可能性。

従って、買ってみたら良いんじゃないか、とは私はブログで書いたりしますが、決して、「買った」とかは書きません。皆さんも、行動を起こすときは誰にも言わずにサクッと行って、黙して語らず、忘れるぐらいが良いと思います。国会答弁ですね、「記憶にございません」

アメリカの公式発表されている金準備量は8000トンを超えます。(近年、金保管庫の監査がなく、売却していることも充分考えられますが、それはまた置いておくとします。)この金は、1933年、フランクリン・ルーズベルトの政策の一部として国民から没収された金なのです。

1933年4月5日、大統領令6102号により、「金貨、金地金、金証書を国家以外の者が所有する事を違法」とされ、支払い目的で国外に輸出する事も違法となりました。34年1月30日、「金連邦準備資産法」が法として制定されます。 法案はたった5日間で議会通過。議会での討議は少なく、この法により、連邦政府は全ての「Gold Certificates(G証書)」というタイトルを米ドルから剥ぎ取り、全ての連銀の金現物及び市中の金現物は財務省の保有資産となったのです。

没収される地金の受け取りに「金証書」がわたされましたが、上院委員会である人が抗議をしました。抗議は受け入れられず、その代わりに「この度の金証書は、金を又返してもらえると言う証書ではなく、貴方の金は、貴方から奪い取られたと言う事を示す証明書なのですよ。」と言う説明を受けた、とのことです。

最近は、価格の高騰による偽物の売却を防ぐ目的で、店頭売買の記録(名前や住所の確認)が厳しくなっています。

非暴力的没収とは、売却時の重税のことです。例えば、金売却の際、売却益(もしくは売却額)に8割の課税を行うなどの方法です。

☆金貨;匿名性があります。金100gバーも持ち出しやすいのでしょうが、これも持ち出し先のコインや500円玉と紛れると分かりにくいものです。あれ?話しが飛躍していないか、と思わないでください。この辺は、うにゃうにゃ、もごもごです。

このあたりを突き詰めたい方は、ウルトラマン忍者さんのサイトをご覧ください。
香港で金のコインWhere can I buy gold coin in HK?
香港の貸金庫/PersonalSaftyBox at HSBC basement



☆ブラックロック・ゴールドファンド
<以下中年さんの解説>貴金属ファンド;金鉱株よりも地政学的にも、国有化の可能性でも、為替変動に対しても、色々な国々にリスク分散がされているのでベター。 しかし、これも紙証文ゆえ、カウンターパーティリスクが残る。 国家に没収されるリスクは更に低い。理由は株券だからだけでなく、組み込みされている会社は、金鉱山以外に銀鉱山、鉱石探査会社、ダイヤモンド鉱山など、多種に渡り、これを、どのように仕分けて金鉱株だけ没収するのか至難の業。 ペーパー資産を没収すると、二度と国民はペーパー資産を購入しなくなると言う問題もある。<引用終>

この最大の問題点は、ブラックロックという会社が、ファンド自体を売却しないかです。


☆金ETF Ticker;GLDは、だれも保管されている金と公表されている金の量が一致しているか知らない。空売りに利用されているとの根強い噂もある。イスラムの金ETFはより厳密で、人気が出るかもしれない。

☆投資姿勢全体の一コマを占める海外金鉱株への投資方法についてのまとめです。
(資本主義が壊滅するぐらいの、つまり海外送金はストップされ、アメリカからの送金も出来なくなるような事態を想定するなら、株式を買う方法にすべてを賭けることはおすすめではありません。)

☆大前提として、金鉱山には接収リスクがつきまとう事があります。接収リスクだけでなく、重税をかける(→接収とか公的管理する)と言う方法もあります。以前の記事
アメリカでは、埋蔵量の4-8%のロイヤリティを検討する法律が、環境保護の名目で提出されようとしています。
モンゴルでは、(たぶん政府の意を受けた労働組合が)鉱物資源利用税を5%→15%に引き上げを提言しています。

環境配慮というのは、一理あって、岩石1トン掘って金が5gしか取れなければ、このような人工グランドキャニオンが出来る訳です。



さて、金鉱株の買い方ですが、私の場合・・・
Interactive Brokersというアメリカの証券会社を使っています。円ドルに限らず、カナダドルへの交換もやりやすく、スプレッドは20銭から50銭、手数料も200円から500円程度、また株式の購入も、色々な所の株式を購入できて、私は、アメリカ・日本・カナダ・オーストラリア・香港の株を買えるように設定しています。他にもよりどりみどりです。購入の手数料は1取引大体1ドルから数ドルです。

ただ、私の金鉱株投資も、アメリカ市場を経由している以上米国リスク(参考;☆資金のアメリカからの国外退避)は避けられません。アメリカの証券会社を経由しない方法もありますが、金鉱株に入る前に、インデックスファンドやETF(コモデティーのロングETF、SLVやDBA、原油のショートETF、DUG)を買っていましたので、このような選択になっています。

当時、日本からメール・FAXだけで口座が開設できる海外の証券会社は、InteractiveBrokersとFirstrade、E*Trade(アメリカ)とInternaxx(ルクセンブルグ)でした。また、ほぼ同時期に、口座を開設しようとする方が、Ongoingでブログを書いていたのが大きかったです。

Internaxxの口座開設方法


乙川乙彦の投資日記(5月6日からIBの記載が出てきます)
(ああっ、久しぶりに見て気づいたのですが、サブタイトルが「長期分散投資で「15年7%の運用利回り」を目指したものの、それが不可能だとわかった男の嘆きの記録」になっている!!悲しい・・この方はE*Tradeはもう一つとの評価です。)
駒沢公園散歩日乗
VMAXの投資のブログ (非常に冷静な分析をされる方です。)

IBは、今年7月から日本に進出するため、昨年末からの日本からの口座開設受付を停止しています。実現すれば、英語と格闘する日々からは解放されます。IB愛好会とかもあります。

さて、他の方法。

香港のBOOM証券(有名ですよね、今から始めるとしたら、、、私はこちらを選択したかもしれませんって、ないない。まあ、海の中国と仲良くするのは、日本にとって良いことだが、ぶつぶつ。このあたりは好みの問題でもあるし、中国だから逆に安心でお勧めとも言えるわけで、詳しくは調べておらず申し訳ないのですが、乙川さんの記事でのまとめ)
香港の BOOM 証券に口座開設するメリットは? その1その2その3
(しかし、共産党の中国が逆に安心というのも、おかしな世の中になった;笑)

野村證券、大和証券など日本の大手。
手数料は高いが、海外の株式の買い付けを行ってくれる。

楽天証券をはじめとするネット証券(取り扱い銘柄が少ない!)
ご参考

アメリカ市場中心で良いのなら、一番簡便なのはここ。
Let's Firstrade !

CFDと言う手もあります。例えば、FX OnlineのCFDでは、香港の紫金鉱業や、カナダ、アメリカ、豪州の金鉱株会社が、レバレッジをかけて買うことが出来ます。リンクのPDFをご参考ください。CFDの大きな問題点は、1)取引会社が、潰れないか。相対取引で、金融庁のFXレバレッジ規制などで収益が悪化しないか。2)売却益が、FXと同じで雑所得になりで税金が50%かかる。これは、馬鹿らしい。レバレッジでカバーする?、という2点です。
金先物のCFDは、株式ほど値動きが派手ではありませんから悪くないかもしれません。やまはFXさんも、始めたようです。5月26日から、数日後までのエントリーを参照ください。私は、株投資で金にレバレッジをかけていることになる、と思っているので、CFDはやらないことに決めました。

☆どうやって情報を得るか?

Mining Weekly ・ Minesite.com ・ Mineweb ・ Seeking Alpha のGold&Precious metals
Gold Stock Strategist ・ GoldMoney ・ HoweStreet.Com ・ RunToGold.com ・ 24hgold.com.

リンクを張っている、ゴジラさんのサイトいつも感謝している中年の独り言の記事内容やコメント欄も参考になります。
経済一般の動きでは、普段勉強させていただいているサイトの紹介普段勉強させていただいているサイト(2)などを、ご参考下さい。

鉱山情報サイトを見ても、いまいち情報が掴めないとか、イメージがわかない場合に、具体的なイメージを作るために有用なのが、下記のサイトです。
Resource Stock Guide


このMapを上記のサイトでどんどん拡大していけば、周りの鉱山との関係や地形を知れます。また、gold,silver,uraniumなどに分けて見ることができます。リスクのある国、探査会社、生産者なども分かります。

一般的な指標として、ドル建て金価格円建て金価格はもちろんチェックするとして、HUI,XAUなどの金鉱株会社の総合指標があります。(金鉱株指数 ;どの会社がどのくらいのウエイトを持つかが書いてあります。個々の指数を、StockChartsなどに、$HUIとか$XAUと入れるだけで見れます。)

僕は、ジュニアの金鉱株とシニアの金鉱株を半々くらいに持つようにしています。
ジュニア金鉱株のイメージ。(大きな図→ジュニア金鉱株


この右側の図は、The Goldwatcher Demystifing Gold Investimentという本の中の絵です。この本に、金鉱株の選び方が書かれています。<前に中年さんが一部を訳しておられたのでそれを一部改変・追記しました。>

1.鉱山の価値
ジュニア鉱山(小さい鉱山)の場合株価1ドルで発行済み株数が1千万株なら、鉱山の価値は10Mドル(9億円)。そこで考えるべき事は、「この会社、本当に10Mドルの価値があるのか?」
実際には、こういう表がわかりやすい。→金鉱株のバリュー

もし地中に眠っているGに対して1オンス25ドルと市場が評価しているのであれば、鉱山の価値は25Mドルであるべき。 それが、市場価値が10Mドルしかないとなれば、低く評価されているのだし、もし市場価値が50M$になっているのであれば、過大評価されている事になる。 

また、露天掘り・縦掘りなどで、採掘コストが全然違います。掘り出すコストが、1オンス400ドルと700ドルなら、どちらが金価格が下がった時に売り込まれるか、逆に金価格が上昇したときに値を飛ばすか。(南アフリカなどが、縦掘り、事故多し、コスト高し、政情不安。電力不足あり。逆にチャンスも巡ってくるだろうが。)周りのインフラが、共通で利用できるかも重要なポイントです。

中位から大手鉱山の場合は、生産量、埋蔵量、地政学的リスク(どこの国で、その政治的安定度は?)等を考えて評価すべき。
ちなみに、政治的安定性


2.経営陣:小鉱山の場合、会社のトップが、地質学者やエンジニアである場合がある。つまり商売が下手な経営陣の場合がある。これは注意すべき。成功する鉱山の歴史を見れば判る事だが、財務経験や、資金調達の上手な経営陣の方が成功し安い。トップが、このような経営陣で、その下に地質学者、エンジニアの組み合わせがベスト。 

3.資金
探鉱、開発には巨額資金が不可欠。 一株当たりの埋蔵量が重要で、このような情報を、正しく資本市場に伝えて、投資家の確信を得て、必要資金を集めなければならない。探鉱、開発プロジェクト段階の会社は、この一株あたりの埋蔵量の判定を効率的に行わないと直ぐに投資家は興味を失う事になる。その努力を鉱山がしているかである。一つの専門的格言がある。「地中に埋蔵されていると言う明確な証明された証拠が無ければ、もうそれ以上、お金をつぎ込むな」

4.G鉱石と副産物
投資家は、投資対象の鉱山を、一株当たりの純益、キャッシュフロー、企業価値、埋蔵量等で判断を厳格にしなければならない。 銅等の卑金属を副産物に産出している金鉱の場合、純粋な金鉱よりも評価が低くなる傾向があるが、Gの価格がサイクルでトップにある時は、最終的には同じ評価になる。

5.鉱山の寿命
どれだけ、掘ってどれだけの金がとれるか。低品位金山と高品位金山がありますし、鉱脈が変化することもあります。

↑初めからこんな専門的なことわからんやんけ!と思ったときは、google financeのDiscussion(画面の真ん中のところ)とかの情報を拾いましょう。Juniorは少ないですが、、、(例;NEM ニューモントの画面

☆いつ購入するか、タイミング。これは、まとまっている記事の紹介にします。
安く買い付けるシュミレーション実験-特別増刊号
安く買って高く売る。これが基本。これは必見です↓
脱クソ投資としての「遠藤式」活用法

☆半分は、普通の投資心得と重なりますが、どういうつもりで購入して、お世話していくかが、ポイントです。
http://blog.goo.ne.jp/tktk7575/e/7f6ba931f9bcba922fc8822b7e3e8195

☆最後に、歴史を鳥瞰する650年チャートを載せておきます。
(98年当時のドル指数は、今より1割ほど強かったので、今の金価格は、現在のドル建て価格の一割引きの値として、グラフにプロットされます。大きい図、Silverや、史上最高値の1492年のGSR→The Big Picture

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5 コメント

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凝縮の保存版 (忍者)
2009-05-18 10:37:40
おはようございますZAR大好きさん。

まさに金のPRACTICEシリーズ教科書。

ここまでの結論に達する道程を想うと、、、、

さらっと一日のブログ記事にはもったいないすぎる(個人的な感情はぬいても)

書籍よりもずっとずっと中身がある。

でもこの価値が判る人は希有。

勝手な提案ですが、ときどき
まとめ記事として再々アップしてみてはいかがでしょうか?

有り難うございます。 (トンボ)
2009-05-18 11:53:58
こんにちは、トンボです。
初心者ではわからないブロウカーやリスクについて分かりやすく細かく説明して頂きありがとうございます。ZAR大好きさんの心の大きさを感じました。これからも毎日読みます。頑張ってください。
Unknown (ZAR大好き)
2009-05-18 13:29:15
忍者さん、トンボさん、こんにちは。

>忍者さん、そうですね、時々内容を見直しながら冒頭にアップしていくようにします。

HKの記事、いつも楽しく拝見しています。(時間が空いたら、中国語翻訳サイトの助けを借りたりして)またコメントできるように、がんばってみるつもりです。

>トンボさん、ありがとうございます。「どこでどうやって」というご質問にうまく答えられたか心配でしたので一安心です。よかった。

まだ、Under constructionの部分もありますが、鉱山系の情報サイトと、G系の情報サイトの紹介を入れるつもりです。

例のキンドル日本語版が出たら (不破雷蔵)
2010-01-12 20:16:02
電子出版するのもありかもね:D
Unknown (ZAR大好き)
2010-01-13 09:38:45
不破さん、おはようございます。

リンクが多いからなあ、まだまだです。

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