作業所と官僚制。
あまり馴染まないのではないかと。
作業所は障害を持ったメンバーさんたちが失いかけた人間性を取り戻す場であってほしいから。
行政側の人たちには作業はそのための手段であって目的ではないことを認識してもらいたい。
合理性や効率性を求めるやり方は行政組織を運営するには最適なのでしょうが、作業所のメンバーさんに必要なのは、いかに他人と心を通わせることができるかだから、不向きなのです。
同じようにまた、法律や規則で、作業所のスタッフさんたちも追い詰めないでほしい。
彼らには、手続きで忙殺されないようにして、精神的な余裕を与えてほしい。
そうすれば、メンバーさんたちと感情的な絆を結びやすくなると思うから。
目先の利益に捕われず、社会全体の幸福度が上がることを考えた方がいいと思う。
金持ちにならなくても、楽しい居場所と関わりがあれば、結構みんな幸せに生きていけるのではないでしょうか。