早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

青空が一転、暗く曇り・・・

2017年08月22日 04時19分16秒 | 読書




 突然、激しい風が吹き付けてきた。

現代の私たちは、

気象に関する知識を持っているので、

それが台風であるとか、

上空に冷たい空気が入って

大気の状態が不安定になったから

竜巻が起きたのだ、

とかいうことがわかります。


しかし、はるか昔の人にとってはどうでしょう。

青空が一転して暗く曇り、

とんでもないつむじ風によって、

大勢の人が犠牲になります。

あるいは突然の稲光で、

雷に打たれて死んだ人もいたでしょう。


いったいなぜ、

こんな恐ろしいことが起きるのか、

古代の人々はそこに

人知を超えた存在を思い描きました。

それが神であり、

恐ろしい自然現象は

神の怒りだと理解したのです。


   おとなの教養  池上 彰 著



     







 お盆を過ぎてから最近、

雲の変化が激しい・・・

今日は晴れかなと思えば、急に空が暗くなり

大雨の注意喚起メールが届く

降り出した雨は

バケツをひっくり返したような豪雨

まだ9月じゃなく、

お天気も安定している頃なのに

雲の上はもう秋なのかもしれない


僕たちは気象情報を

何社からも手に入れている

心の準備ができているから

大して恐怖心もないけれど

何も情報のない昔の人々にとっては

それはもう生命の危険を感じる出来事

神の祟りだと誰かに言われたら

全くその通りだと思わざるを得ない


とはいえ今の我々にも予測が難しい

地震津波への恐怖は並大抵ではない

こんな地獄のような天変地異は

単なる自然現象とは到底、思えない

神様の仕業と思いたくもなる

明日は我が身と一応心の支度はしているつもり


しかしながら、これだけ信心深い人間社会において

過去の過ちかなのかどうかは知らないけれど、

一度に多くの命を奪う、

天変地異より恐ろしい戦争・・・


どんな小さな諍いも起こることのないように

願わずにはおられない・・・


       早起き鳥




人気ブログランキングに参加
読者の皆様のご支援に心から感謝申し上げます。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。