早起き鳥 

【未明混沌】今日もきっと良いことあるような…!

胃に何か・・・手術を!

2017年11月14日 05時12分01秒 | 読書




 それは私が70代の中頃のことであった。

那須の仕事場に行く途中、

車の中でちょっと吐き気がした。

東京に帰ってすぐ、

虎の門病院へ行って

診察をしてもらったら、


「胃の中にちょっとしたものができているが、

ひょっとして何か悪いものに

移行することもあるので

取ってしまった方が好い」


とのことであった。

私は即座に手術をして

その悪いものを取っていただくことをお願いして


ピンクだのブルーだの

寝間着を自分で縫ったり、

こまごましたものを取り揃えたりと

いろいろと忙しくしている間に

病気の怖さも手術が怖いなどと

思うことも忘れてしまっていたのです。

この時の「胃の中のもの」というのが

ガンであったとは

20年も経ってから知ったことであった



   「私 なんだか死なないような気がするんですよ」
              宇野 千代 著



     







 千代さんは全く可愛い人

普通、病院から胃の検査をして手術といえば

ガンに決まっているはず・・・

とは言っても、

20年も30年も前の話なら

ガンの宣告はまだまだ本人には

伝えていなかったのかも


でも普通の人なら気が滅入って

憂鬱な日々とおくるはず

そしてその憂鬱な気持ちがさらにガンを悪化させ

手術とで体を痛めつけ、

抵抗力、免疫力はますます低下

この苦しみのサイクルが回り始める


ところが千代さんは違う

たとえガンと宣告されたとしても

憂鬱などなんのその

彼女なら

「そうなんだ仕方ない、

まあ神様とお医者様におまかせね・・・」

なんて言って一生懸命に

病院で着る寝間着の準備に

追われていることだろう


僕もお千代さんのようになりたいのだが

なにせ気が小さい小心者

どうしようもない先のことに思い惑う・・・

どうしようもないなら天に任せるしかないわけで

自分の心とは別の次元の問題

そんな風に思えられたらな・・・


       早起き鳥




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