チャイナの習近平国家主席が提唱した
「一帯一路」という経済構想がある。
これはチャイナ西部から
中央アジアを経由してヨーロッパにつながる
「シルクロード経済ベルト」(=「一帯」)と
チャイナ沿岸部から
東南アジア、スリランカ、アラビア半島の沿岸部、
アフリカ東部を結ぶ
「21世紀海上シルクロード」(=「一路」)で
チャイナを中心とした経済圏構想ではなく、
戦略構想でもあり、
この経済圏をそのままに
チャイナの支配圏にしようと言うのが本音である。
「最強兵器としての地政学」
藤井 厳喜 著
チャイナの提唱する「一帯一路」構想
凄まじく大それた戦略
このユーラシア大陸を
独占しようとでも企んでいるのだろうか
そして大国ロシアとどう対峙しようとしているのか
一昔前からアメリカもそして日本も
巨額のODA経済支援をチャイナに行ってきたが
それが全て軍拡に投資されてきたようでもあり
全くもって間違った
経済支援であったとしか言いようがない
さらに尖閣列島に潜水艦を浮上させて
チャイナの国旗を翻すなどと
まさにチャイナの領海たらんとする誇示・・・
日本にとっての領海侵犯は明らかである
しかし、いくら外交を通じての抗議を続けたとしても
現実問題として統治していないと主張されれば
国際的な理解も得られないと思う
自衛隊を配備するのが無理ならば
環境省や文科省の官僚を配備して
学術的あるいは環境問題の観点から
しっかりと統治していると主張できるよう
何か手を打たなければ
取り返しのつかないことにもなるように思う
早起き鳥
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