早起き鳥 

【未明混沌】今日もきっと良いことあるような…!

「分業」アダム・スミス・・・

2017年09月14日 04時33分49秒 | 読書




 アダム・スミスが注目したのが

「分業」です。

「国富論」には、

ピンをつくる例が出ています。

ピンをつくるには、

鉄をグイッと伸ばして針金にして、

その針金を小さく切って

穴を開けるという作業が必要です。

最初から最後まで一人でつくっていたら、

一日がかりでもたいした数は作れません。

でも、針金を伸ばす人、それを着る人、

穴を開ける人というふうに

みんなで役割分担をすると、

大量につくることができるでしょう。


それぞれ、いいもの、

おいしいものを提供したいということはあるにせよ、

根本のところでは利益を生み出すために

仕事をしていることは否定できません。

つまり仕事をする人たちは、

みな自分の利益のために働いているわけです。


「自分が儲けるため」というのは利己心です。

みんな利己心から仕事をして

それが結果的に分業という形になって経済を回している

というのがアダム・スミスの考え方です。


   おとなの教養  池上 彰 著



     








 この本にはパンの例も書かれていた

小麦を栽培する人、小麦粉をつくる人、

パンを焼いて売る人、

それぞれ分業しているから、

私たちはパン屋さんでいろんなパンが買える


このような分業は

みんなが相談してやっているのだろうか

決してそうではなく、

ニーズがあるから生産者は

一生懸命にいいものを作って提供しているわけで

当然ながら利益も上乗せしての話である

みんなが潤っているはずである


最終消費者があったればこその話である

消費者がパンを食べなくなったら、

この分業システムも崩壊する


でも最近はいいもの、こだわりの逸品と称して

分業はせずに全ての工程を

一人で直接消費者に提供するという

産地直送という優れもの、

こだわりの逸品というのが出てきた

値段を無視したブランド品である

値段など関係なくいいものが欲しいという

消費者のニーズに応えたものである


分業せずに原料生産者が最終商品まで

一貫して作り上げ消費者に提供する

生産過程、分業コスト、流通コストをカットして

産地直送という付加価値を乗せて

個性的で素晴らしい商品が

特段広告宣伝もなく、

口コミでネットを介して広がっている

こんなシステムも

「国富論」は想定しているのだろうか・・・


       早起き鳥




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