新聞もまた一種の機械である。毎日たくさんの
考えを作りだす。
ひとつひとつの頭が
考えだすより、
はるかにたくさんの考えを。
しかし、たいていの考えは
誇りも力もなく、弱い。
おそらく私たちの頭は、
栄養でいっぱいになるだろう。
しかし、強くなりはしない。
だったら砂で頭を
いっぱいにするのと
同じではないか。
パパラギはこんな
役立たずの紙の栄養で
頭をあふれさせている
「パパラギ」はじめて文明を見た南海の酋長ツイアビの演説集
「パパラギ？」
新聞を極端に嫌うサモアの人
たしかに新聞には
記事の信憑性
そして読む人の感じ方
いろんな問題を
含んでいるのかもしれない
それに何よりも、
気持ちが暗くなる記事ばかり
なにか心が温かくなる話し
元気がでる話し
素晴らしい出来事
そういう人々が
笑顔になれるような記事は皆無
もう少し新聞を作る人も
考えてほしい
その新聞さえも
スマホ、タブレットに押されて
経営も苦しく
新聞廃止の記事さえ見かける
そんな中
心がほんのり温かくなるような
記事ばかりを扱う新聞がある
僕も購読
読み終れば職場で回覧している
きっとサモアの人々も
喜ぶにちがいない…！
みやざき中央新聞
早起き鳥
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