司法書士内藤卓のLEAGALBLOG

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社会福祉法人に係る法改正による理事長の変更の登記

2017-05-11 12:52:34 | 法人制度
 社会福祉法人に係る法改正による理事長の変更の登記に関して,肩書きが「理事」→「理事長」となる点について,同一人が引き続き在任する場合,「重任」or 「就任」という疑問が生じているようである(通達及び記録例からは明らかではない。)。

 平成17年の学校法人に関する改正の際には,任期途中である4月1日付けの変更であったため,「資格変更」と登記される取扱いであった。

cf. 平成17年3月16日付け「学校法人の理事長の登記」

 同様に考えると,「重任」でよいと言える(対外的にも理事長として在任し続けているのに,登記技術的に「退任&就任」の登記がされるというのも,好ましくない感。)が,改正により,理事,理事長と二段階の選任手続が必要であることからすれば,「就任」と登記するのが合理的であるようにも思われる。

 現場の感覚からすれば,「重任」説を採りたいところであるが,さて・・。

【追記】
 コメント欄にもあるとおり,「理事 退任」&「理事長 就任」であるらしい。周知方お願いします。
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1 コメント

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Unknown (はるあきら)
2017-05-11 13:17:35
現場の感覚からすれば,「重任」説を採りたいかもしれませんが,法務局は「就任」で登記するよう指導しています。

改正前の登記されている理事は,社会福祉法附則第14条により,任期は本年度の定時評議員会の終結の時までされています。
定時評議員会によって理事が選任され,その理事の互選で理事長が選定されます。

したがって,これまで「重任」で登記していたような場合であっても,理事は「退任」,理事長は「就任」で登記することになります。

http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00098.html

ちなみに,理事の退任日と理事長の就任日が異なる場合であっても,附則15条により代表権は理事長就任まで従前の例に拠りますので,問題ありません。

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