今日の一言

日々の生活の中で見つけた「なぜ・なに」について書いています。

およめさんのお菓子

2017-04-21 15:46:12 | Weblog
 県南にある母の里には小学生の頃によく遊びに行きました。当時は近所に私が覚えているだけでも4,5軒の駄菓子屋さんがありました。子供にとっては夢の国のような存在の駄菓子屋さんも、今は全国でも次第に姿を消しているそうです。

 そんな駄菓子屋さんの中でも私が一番よく通ったのが「山崎さん」でした。いつもお店では優しいご夫婦が私を向かえてくれました。今ではコンビニエンスストアやマーケットには駄菓子のコーナーが設けられていますが、昔は駄菓子は駄菓子屋さんでしか買う事ができませんでした。ドーナツ、桜もち、カステラ、ヨーグルト、こんな憧れの大人の食べ物を子供のお小遣いで買う事ができました。もちろんこれらは名前で満足しているだけで、実際の商品はよく似た加工品になっていました。それでも純粋な子供の欲求は満たされていたのでした。

 さてその山崎さんのお店の奥には、カラフルな色あいをしたお煎餅のようなお菓子が置かれていました。食べるとサクッとして甘いお砂糖の味がするお菓子です。山崎のおじさんはそれを「およめさんのお菓子」と呼び、お嫁さんが嫁ぐ時にはご近所や親戚にこのお菓子を配るんだよと教えてくれました。

 さて大学病院へ仕事に行く途中で一軒のお店を見つけました。



 ここは、およめさんのお菓子の専門店なのかな。覗いてみても店内には誰もいませんでした。ところで、お嫁さんのお菓子は徳島にしかないそうです。私の調べた限りでは、どのようないきさつでこのような風習が生まれたのかはわかりませんでした。

 な
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