今日の一言

日々の生活の中で見つけた「なぜ・なに」について書いています。

ポルシェターボ934(1)

2017-04-04 16:45:59 | Weblog
 ポルシェがレース用GTカーとしてポルシェターボ 934を作ったのが昭和51年の事でした。当時日本ではスーパーカーブームの黎明期で、ランボルギーニやフェラーリが人気を二分する一方で、ポルシェも安定した人気を誇っていました。中でもこの934ターボはがっちりしたその車体を理由に、多くのスーパーカー好きの少年たちを魅了したものです。実は私もそんな少年の1人でした。



 中学生の頃に、大阪にいる兄の所へ母と出かけました。帰りに梅田のキディランドで、私は巨大なプラモデルを買いました。それはタミヤのポルシェターボ RSR 934 イェーガー マイスター、スケールは1/12でした。おそらく当時の価格で1万円くらいしたと記憶しています。今思えば、なぜこんなプラモを買ったのかとなるのですが、その理由が後に思い出されます。

 ところで、プラモデルの会社で有名なタミヤの田宮社長がポルシェターボ934に目をつけたのが昭和51年の事でした。田宮氏は当時ドイツのポルシェの工場へ何度も足を運び、その製造過程を見学したそうです。できるだけ正確で精密なポルシェのプラモデルを作りたい、そんな熱意が彼を突き動かせたそうです。さらに部品の正確な大きさなどが知りたくなった田宮氏は、ポルシェ911の実車を自分で購入し、会社内でバラバラに分解したそうです(その時のポルシェが今もタミヤの会社内に展示されています)。その努力が報われて、晴れてポルシェ934の1/12という大きなスケールの精密なプラモデルが完成しました。

 しかしこのプラモデルの金型を造るだけでも数千万を要した結果、実際の販売価格が高騰して(だから1万円もしたのですね)市場ではあまり売れなかったようです(でも私は買いました!)。ところがそこからまだまだドラマは続くのでした。


 な
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