Bear's whisper ★★News&Essay★★

MBAホルダーの筆者が「旬」を独自の切り口で解析します!

「有言実行」  中日ドラゴンズ落合監督

2004-09-10 | Weblog
【意味】言ったことは必ず実行すること。「有言実行の人」

スポーツ新聞でさえプロ野球の試合が一面を飾ることのない昨今であるが、昨夜の中日の勝利でセリーグは雌雄を決した感が強い。「落合中日」が残りゲームを考慮するとセリーグの覇者になる可能性は極めて高くなった。

シーズン開始前は投手陣の良さは評価されてはいたが、所詮阪神、巨人(順不同)に次ぐ3番手と見られていた。それが、開幕してみると残り20試合前後を残す中で首位のままゴールテープを切ろうとしている。

「現有戦力で十分戦える」、「目標は日本一」、「巨人の打線は全然怖くない」、「あれだけの選手を活かそうと思ったらポジションが倍は必要」等歯に衣着せぬ発言を繰り返していたが、中日ファンさえも半信半疑のところがあったであろう。現役時代は俺流の調整方法を毎年繰り返し、晩年はFAを利用しチームを転々とする姿からは、(少なくとも私は)とても今の名監督ぶりをイメージするに至らなかった。

キャンプ時には休みの無い猛烈な練習で選手個々の能力を底上げし、外部の血をスタッフ以外には投入せずに選手に競争意識を芽生えさせ、シーズンが開幕すれば、勝ちに行くゲームと捨てるゲームを分類し、勝ちゲームでは選手を賞賛、負けゲームでは自分を卑下する点、昨晩もそうであったが機を見て敏な采配等はまさに監督業を長年勤め上げてきた名監督の風貌が漂う。

いつもの年ならば、この監督の活躍は新聞紙面にもっと取り扱われるできのだが、今年は銅メダルのオリンピックといい、球界再編といい、ストーブリーグ的ニュースにシーズンが振り回されたのは、至極残念な限りである。優勝へは当確といったところだが、ひとつだけ敵があるなら、某球団代表が発言した「140試合終了せずに優勝なんてありえない」という負け犬の遠吠えに近い内容が(独裁)意思決定機関で了承されたときのみである。ただし、それも杞憂であろう。ファンの中では今年のペナントの勝ち組と負け組は明白であり、2004年セリーグ優勝に導いたのは「有言実行」の新米監督落合の名采配といつまでも記憶しているであろうから。

〓〓〓 人気blogランキング 〓〓〓

中日が本塁打攻勢、巨人逆転負け (読売新聞) - goo ニュース
巨人−中日25回戦 (サンケイスポーツ) - goo ニュース
キーワード
負け犬の遠吠え サンケイスポーツ ストーブリーグ プロ野球の試合 スポーツ新聞 中日ドラゴンズ
コメント (6) |  トラックバック () |  この記事についてブログを書く
Messenger この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック シェア
« 「歳月人を待たず... | トップ | 「雨垂(あまだ)... »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
落合という監督 (徳大寺升三)
2004-09-10 10:18:25
Trackbackより導かれて参りました。
---------------------------------------
現役時代は俺流の調整方法を毎年繰り返し、晩年はFAを利用しチームを転々とする姿からは、(少なくとも私は)とても今の名監督ぶりをイメージするに至らなかった。
---------------------------------------
私も晩年の現役当時は同様に監督業・指導者としての落合は不向きではないかと感じておりました。
ところが落合博満著の“コーチング―言葉と信念の魔術”という本を一読してからは考えが変わってしまいました。
一文を抜粋させていただきます。
『100人の若い社員を預かったなら、その100人すべてに、何とか目鼻をつけさせたい。そのためにはどうするか。若い人たちの最大なる長所と、欠点は何かを見る目をつけさせることだ。
目立つ長所があり、欠点がさほど仕事や人間関係に影響しないものであれば、その長所をどんどん伸ばしてやればいい。それが自分の長所であるという自覚を持てば持つほど、仕事や身のこなしにも自信があふれてくる。そして、そんな人の欠点は、いつしか長所の陰に隠れてしまうことが多い。』
この部分を今年飛躍した荒木や英智の姿に照らし合わせると、ピッタリと当て嵌まると感じませんか。

またマスコミや球団OB達に対しての姿勢も、既にこの時に記してあります。以下抜粋…
『プロ野球界の指導者には、3つのタイプがある。それは、その指導者がどの方向を向いて話をしているかで決まる。選手のほうを向いて話をするのか、会社(チーム)に向かって話をするのか、一般大衆(メディア)に向かって話をするのか。私の評判が良くないのは、あまり会社や大衆に向かって話をしないからだ。私は、少数の人間からは支持されても、会社の経営者や一般大衆からは支持されるタイプではない。』
予め現状を予測しているかのような記述です。

ご興味がありましたら、一読してみてください。2001年著ですが、今年のドラゴンズの姿と照らし合わせてみると、面白いものです。
う〜ごめんなさいごめんなさい (ackie@虎縞の牛)
2004-09-10 11:57:33
トラックバックありがとうございます

正直今年の順位予想の時に『まず俺流はないやろ?』と言ってたのは私です

久慈・関川が中日にトレードされた時にはDrackieと名乗り
『鱗の生えた虎』と揶揄されたものですが
中日は阪神の次に好きなセのチームのはずなのに・・・(笑)

> 140試合終了せずに優勝なんてありえない
というなら試合全部できる環境がまず欲しいですよねぇ?
てか自分がさんざんかき回してるくせに・・・(ー\"ー)
大型補強? 投手陣の勤続疲労は? (Copland)
2004-09-10 16:04:13
TBありがとうございました。
今後とも、ごひいきに。

今年は本当によくやったと思います。

しかし、来季、ドラゴンズがどう変わっていくかで
落合監督の真価が問われるのではないでしょうか。

期待しています。
TBありがとうございます☆ (LOVIN)
2004-09-10 16:29:05
落合さんで印象に残っているのは。現役時よりも解説時でした。他の人とは違った視点で解説する落合さんに感銘を受けてました。

正直実力的に今年のペナントはイケル!!と思ってました(ホントに)。落合さんじゃなくてもかなりいいトコまでいったと思います。

ただ、優勝に必要な『絶対勝つ!』という意思は落合監督が中日に与えた力でしょう。選手個人個人に「あきらめない!」「1塁よりは2塁、2塁よりは3塁なんだ!」という意思がはっきりと出ています。

去年の阪神もそうでしたが、優勝監督に教わるのは技術だけではないのだと思いました。
あとは「日本一」 (Toshikichi)
2004-09-10 17:50:05
はじめまして。
TBありがとうございました。
有言実行、まさしくそうですね。
開幕前は結構リスクが伴うのではと
思っていましたが、
しっかりとした野球でここまで来ました。
あとは「日本一」
有言実行の男はきっとやってくれるでしょう。
落合監督見直した! (mimi)
2004-09-10 20:53:58
TBありがとうございました。
私は正直落合監督がここまでやれるとは思っていなかった。
昔からの中日ファンではあるが、ちょっと冷めていました。
監督の選手の起用がやたらあたり、英智の強肩・俊足に助けられいい感じじゃありませんか。
福留が骨折で気の毒ですが彼の代わりにみんながいい働きをして優勝目指して頑張っています。
明日のストも回避され、やれやれといったところ。
落合監督の胴上げと選手一同のビールがけを楽しみに中日ドラゴンズを応援します。
頑張れ!ドラゴンズ!

コメントを投稿

 ※ 
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
※文字化け等の原因になりますので、顔文字の利用はお控えください。
下記数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。この数字を読み取っていただくことで自動化されたプログラムによる投稿でないことを確認させていただいております。
数字4桁

2 トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
対巨人25回戦 (On The Road)
まぐれでも、オレは幸せだよ。
★★★★「コーチング」落合博満,ダイヤモンド社 (1分で読める!【一日一冊:人生の智恵】)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■【今日の名言】─────────────────────────────────── ・「おまえのやり方は間違っている。こうしなければならないのだ」と  断定的な言い方をすれば、選...

あわせて読む