明日につなぎたい

老いのときめき

往生際が悪いで

2017-04-04 12:10:47 | 日記

 「森友疑惑の発端は」(3・24)「怖い教育勅語」(3・27)を書いてから、その後の成り行きを見ていた。教育勅語の問題が各界で取り上げられるようになってきた。”我が意を得たり”だった。気分は悪くない。世間を騒がした籠池氏は理事長を辞めた。後任の同氏の娘さんは「前理事長の教育理念を反省し、見直す、批判的に総括する」と表明した。園児に勅語を暗誦させたりしたのは大間違いだと認めたのだろう。安倍総理たちが共鳴する愛国教育はあかんわ、ということになる。よしよしと胸の内で呟いた。

 だが、政府の往生際が悪い。「勅語」を教材として使うことは「否定されることではない」と閣議決定している。「勅語の中には、親孝行や兄弟仲良くとか、いい部分もある」という。誰のための道徳か。「一旦緩急あれば国のため、朕(天皇)のために命を捧げろ」、ここに向けたものだという勅語の本質に眼を塞いでいる。屁理屈をこねるなよと言いたい。大体、「勅語」は国会で廃棄を決めたものだ。閣議決定は国会の意思より上位にあると思っているのか。この政権・与党は、無知なのか無恥なのか。

 今朝のテレビ・ニュ―ス番組で、籠池理事長(当時)と安倍総理夫人とのやりとりに、夫人付の職員がかかわり、責任はその職員個人にあるとの政府筋の態度に、経産省元職員が「腹に据えかねる」と義憤のメッセ―ジを夫人に送ったことが紹介された。出席していたコメンテ-タ―は賛意を表していた。「国有地処分に関与しておれば、総理も議員も辞める」との総理の大見得に辻褄(つじつま)を合わすのに、政府・与党は必死なのだろうとの皮肉の声が出ていた。関与なしに9億の土地が1億になるはずはないのに。

 

「教育勅語はあかん」は「愛国心教育」の破綻を意味する。となれば「戦前回帰も歴史修正主義もあかん」に通じる。安倍政治の基本理念を揺るがすことにつながるだろう。「共謀罪」は戦前の治安維持法に酷似している。そんなものに血道をあげる場合ではないだろう。自分の足元を見よ、右翼思想の自己点検をやれよ。そう思う人は増えてきているのではなかろうか。

 

 

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