明日につなぎたい

老いのときめき

「醜(シコ)の御楯」が逃げる!

2017-07-12 12:31:41 | 日記

 「森友学園」「加計学園」疑惑での関係大臣や官僚の国会答弁がなってない。2件とも関係者として安倍首相の名が出ている。典型は9億円の国有地を1億円余で売却した件だろう。だが、財務当局は誰の指示、関与があったのかは言わない。資料となる文書は廃棄して無いという。加計学園理事長は安倍首相の腹心の友だ。前川喜平前文科省事務次官の証言によれば、獣医学部新設へのプロセスは、はじめから加計学園ありきだったという。それを証明する官房副長官の「ご発言概要」という文書も出てきたが、当の本人はその中身を否定する。

 

 以前、テレビのニュ―ス番組で「あの人たちは安倍政権を守り抜く義務感があるのでは」と言ったジャ―ナリストがいた。それで、万葉集にあるこんな歌を思い出した。「今日よりは 顧みなくて 大君の 醜(シコ)の御楯(ミタテ)となりて 出で立つわれは」。天皇のために楯となって、敵の矢を防ぐという防人(さきもり)の歌だ。この解釈で戦争中、戦意高揚に大々的に使われた。安倍晋三が御楯に奉られるほどの人物ではなかろうに、「森友」「加計」疑惑で、あったこともないと言い張り、出てくれば記憶にないとか、そうまでして楯になることもないではないか。

 

 否定しようのない事実を突きつけられると、最後は「記憶にない」という一手で逃げをはかる。ウソだ。何年、何十年も昔のことではない。大事な行政上の、つい最近の問題ではないか。記憶がないはずはない。比べるのが適当か否かはともかく、90歳を越えた私でも、70余年前の「醜の御楯」を記憶しているくらいだ。大臣や官僚たち、本当に記憶がないというなら、それはもうアホというしかない。そうではなかろう。政権擁護、自己保全のための窮余の策として使っているに違いない。国民は見抜く。それが内閣支持率急降下に表れている。 

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 「にんげんをかえせ」の知恵と力 | トップ | 「この世界の片隅に」 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。