Aspiring Bobby-dazzler Starlet

岸利至さんが好きです!が!今は映画ブログになりました☆トラウマになるくらいの重い、暗い映画が好きであります。

DVD「Laundry」を観ました。2008年89本目

2008-09-05 20:52:58 | 日本映画
製作年 : 2002年
製作国 : 日本
主演:窪塚洋介 クボヅカヨウスケ (テル)
小雪 コユキ (水絵)
内藤剛志 ナイトウタカシ (サリー)
監督:森淳一 モリジュンイチ



頭に傷のある20歳のテルの仕事は、祖母が営むコインランドリーで洗濯物が盗まれないように見張ること。ある日、かつて男に裏切られ心に傷を負った水絵と言う女性が、ランドリーに洗濯物を忘れたまま故郷へ帰ってしまった。ランドリーが閉鎖されることになり居場所を失ったテルは、その洗濯物を彼女に届けるべく旅に出る。道中、親切なサリーの案内で水絵の元に辿り着くことが出来たテル。そんな彼の優しさに触れ、心癒されていく水絵。やがて、ふたりはサリーの家で暮らすようになり、幸せな時間が過ぎていった。

この物語に出てくる、テルが、ばあさんから聞いたという、
「口笛を上手にふける少年の話」が、良い。これこそ、人生の悟りだと思う。
テルは、途中までしか覚えていなかったけれど、ある日、夢で物語の終わりを思い出す。
このお話が、哀しい話なのか、しあわせな話なのか、人それぞれが感じればいい。
でもテルが気付いたことこそ、すべてだと思う。この話を知るだけでもこの映画をみる価値があると思う。
そのストーリーを紹介する時に画面にあふれる、絵?もすばらしいと思う。
コインランドリーに集まる人々のストーリーもいい。
私も、あまり人前でべらべら話をするほうじゃない。一般的な女の人っておしゃべりな人が多く、
なんでそこまで人にはなせるかな?って感心していたほどだ。
特に私は、思っていることを口に出す前に考えてしまう。そして、考えた末、やっぱり話さなくていいか。
って思って、話さないことが多い。
でも、水絵がテルにいった、「あんまりしゃべらないほう人の方が心の中でいっぱいしゃべっている」という
言葉、なんとなくわかる気がしました。
結局、この映画自体も哀しい話なのか、幸せな話なのかはわからない。いろいろ展開するし、
どっちなんだろうね。って解釈がわかれると思う。でも、テルが悟った通りなんだと思う。
その答えは映画で観てください。
窪塚君、いい演技でしたね。なつかしいです。

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