シュウ君、20歳・・・
当ジムに所属していた元プロボクサー・・・
ボクシングジムには「これでもかっ」ってくらい変わった人が多々来ます・・・
その中でも群を抜いた変わり者、変人の、シュウ君です。
数々の伝説を残して・・・(誰も興味ないと思いますが、過去記事参照して下さいませ・・・)
高校卒業時に「僕は数ある職業の中から、プロボクサーと言う職業を選び、このジムに就職する事にしました」
なんてカッコイイ事を言っときながら・・・一年も経たずに・・・
「僕は嘘を言ってました・・・実は僕はボクシングが好きではないんです・・・周りの友達にノリで「プロボクサーという職業に就職する」なんて言ってしまったから、仕方なくやってたんです・・・僕は駄目でちゅー僕は駄目な人間なんでちゅー」
と言う名台詞を残し、ジムを去り、はや二年・・・
本日、2年振りに、魔炸獅のスパーリングの相手として来ジムしました・・・
元気良く・・・
「こんにちは今日は宜しく御願いいたします魔炸獅さんの為になりますよう一生懸命頑張ります」
「今はジムの会員でもないのに呼んでいだきまして、本当にありがとう御座います」
「更衣室をお借りいたしますスパーした後シャワーもお借りしてよろしいでしょうか」
以前では考えられない台詞・・・シュウ君も大人になったもんだ・・・
そして・・・
3ラウンドの約束でスタートしたスパーリング
開始30秒までは軽やかに動き、多彩なパンチを繰り出し、「まだまだ全然動けるじゃない」なんて感じでしたが・・・
30秒位経った時・・・
軽やかなフットワークはピタリと止まり、たまにヤケクソで振る大振りパンチ・・・
そんなもの当たる筈もなく・・・ボコボコにされ1ラウンド終了・・・
2ラウンド開始するも全然手を出さずカメ状態・・・
開始1分後位に放った魔炸獅のボディーブローに堪らずダウン・・・
こちらに視線を送り・・・「もう駄目です・・・無理です・・・」
スパー・・・終了・・・
「お前、まだ二十歳だよな???情けなくないか???たまには身体を動かしにジムに来たら???」
「いや、僕は年末にボーナスもらったら今の会社を辞めて埼玉県に行くんです。今の会社は我慢の限界なんです。」
「社会に出れば色々と大変な事あるよ。せっかく社員で雇ってもらったんだから、もう少し我慢したら???」
「ソースを床にこぼしただけで、メチャクチャ怒られたんですそんな事くらいで、皆の前であんなに怒られるなんて・・・もう本当に我慢の限界なんです。」
「たまたま上司の機嫌が悪かったんじゃないか???それか、お前がこぼしたソースをきちんと拭きとらなかったから怒られたんじゃないか???」
「そんなんでは無いんです。たかがソースをこぼした位で、何十人も社員を使って何時間も掃除して・・・嫌味ですよね・・・イジメですよ・・・」
「ちょ、ちょっと待ってくれるかな・・・ソースって普通の、トンカツソースとか、ウスターソースとか、そういう奴だよね???」
「そうですよ、トンカツソースでした。」
「そんなのを、こぼしたくらいで何十人で何時間も掃除するなんて、なんか変じゃないの???」
「そうですよね???ひどい話ですよね???」
「いや、そうじゃなくて・・・お前がこぼしたソースって食卓にある普通のサイズのソースなの???」
「えっ???なんでですか???」
「前から言ってるよね、質問に質問で返すな・・・お前がこぼしたソースっていうのは、食事する時に食卓に普通にあるサイズのソースなの???」
「いや・・・少し大きいですかね・・・」
「どのくらい???」
「普通のよりは、ちょっと大きいですかねー???」
「正確に答えろ」
「はいっ、ドラム缶に入った奴です。」
「ドラム缶って高さ1メーター以上ある、あのドラム缶???」
「うちの会社は食品を作る工場なので、普通じゃない大きさのソースがあるんです。凄いでしょう???」
「そんなのどうでもいいけど・・・お前、その大きいドラム缶のソースを床にぶちまけたの???」
「わざとじゃないですよ・・・タマタマですよ・・・」
「そんなの怒られるの当たり前だ、バカたれ・・・お前・・・それを根に持って「会社辞める」って言ってる訳???」
「おかしいですかね???」
・・・・・・・
「だから、質問に質問で返すな」
「そうです。僕はどうしても埼玉に行きたいんです。」
「なんで、そこまでして埼玉に行きたいの???」
「僕は今、アニメオタクなんですっ埼玉はアニメの舞台になっている場所が多いんです。アニメオタクにとって憧れの場所なんです。」
「埼玉ったって広いんだよ、埼玉のどこに住みたいの???」
「そうですねー・・・1番住みたいのは、宇都宮です」
・・・・・・・・
昔と全然変わっていませんでした・・・・
以前よりパワーアップしてるかも・・・
まーとにかく、頑張って下さい
※シュウ君の、なんだか意味不明な髪型は、ナントカっていうアニメの主人公を真似た髪型らしいです・・・
当ジムに所属していた元プロボクサー・・・
ボクシングジムには「これでもかっ」ってくらい変わった人が多々来ます・・・
その中でも群を抜いた変わり者、変人の、シュウ君です。
数々の伝説を残して・・・(誰も興味ないと思いますが、過去記事参照して下さいませ・・・)
高校卒業時に「僕は数ある職業の中から、プロボクサーと言う職業を選び、このジムに就職する事にしました」
なんてカッコイイ事を言っときながら・・・一年も経たずに・・・
「僕は嘘を言ってました・・・実は僕はボクシングが好きではないんです・・・周りの友達にノリで「プロボクサーという職業に就職する」なんて言ってしまったから、仕方なくやってたんです・・・僕は駄目でちゅー僕は駄目な人間なんでちゅー」
と言う名台詞を残し、ジムを去り、はや二年・・・
本日、2年振りに、魔炸獅のスパーリングの相手として来ジムしました・・・
元気良く・・・
「こんにちは今日は宜しく御願いいたします魔炸獅さんの為になりますよう一生懸命頑張ります」
「今はジムの会員でもないのに呼んでいだきまして、本当にありがとう御座います」
「更衣室をお借りいたしますスパーした後シャワーもお借りしてよろしいでしょうか」
以前では考えられない台詞・・・シュウ君も大人になったもんだ・・・
そして・・・
3ラウンドの約束でスタートしたスパーリング
開始30秒までは軽やかに動き、多彩なパンチを繰り出し、「まだまだ全然動けるじゃない」なんて感じでしたが・・・
30秒位経った時・・・
軽やかなフットワークはピタリと止まり、たまにヤケクソで振る大振りパンチ・・・
そんなもの当たる筈もなく・・・ボコボコにされ1ラウンド終了・・・
2ラウンド開始するも全然手を出さずカメ状態・・・
開始1分後位に放った魔炸獅のボディーブローに堪らずダウン・・・
こちらに視線を送り・・・「もう駄目です・・・無理です・・・」
スパー・・・終了・・・
「お前、まだ二十歳だよな???情けなくないか???たまには身体を動かしにジムに来たら???」
「いや、僕は年末にボーナスもらったら今の会社を辞めて埼玉県に行くんです。今の会社は我慢の限界なんです。」
「社会に出れば色々と大変な事あるよ。せっかく社員で雇ってもらったんだから、もう少し我慢したら???」
「ソースを床にこぼしただけで、メチャクチャ怒られたんですそんな事くらいで、皆の前であんなに怒られるなんて・・・もう本当に我慢の限界なんです。」
「たまたま上司の機嫌が悪かったんじゃないか???それか、お前がこぼしたソースをきちんと拭きとらなかったから怒られたんじゃないか???」
「そんなんでは無いんです。たかがソースをこぼした位で、何十人も社員を使って何時間も掃除して・・・嫌味ですよね・・・イジメですよ・・・」
「ちょ、ちょっと待ってくれるかな・・・ソースって普通の、トンカツソースとか、ウスターソースとか、そういう奴だよね???」
「そうですよ、トンカツソースでした。」
「そんなのを、こぼしたくらいで何十人で何時間も掃除するなんて、なんか変じゃないの???」
「そうですよね???ひどい話ですよね???」
「いや、そうじゃなくて・・・お前がこぼしたソースって食卓にある普通のサイズのソースなの???」
「えっ???なんでですか???」
「前から言ってるよね、質問に質問で返すな・・・お前がこぼしたソースっていうのは、食事する時に食卓に普通にあるサイズのソースなの???」
「いや・・・少し大きいですかね・・・」
「どのくらい???」
「普通のよりは、ちょっと大きいですかねー???」
「正確に答えろ」
「はいっ、ドラム缶に入った奴です。」
「ドラム缶って高さ1メーター以上ある、あのドラム缶???」
「うちの会社は食品を作る工場なので、普通じゃない大きさのソースがあるんです。凄いでしょう???」
「そんなのどうでもいいけど・・・お前、その大きいドラム缶のソースを床にぶちまけたの???」
「わざとじゃないですよ・・・タマタマですよ・・・」
「そんなの怒られるの当たり前だ、バカたれ・・・お前・・・それを根に持って「会社辞める」って言ってる訳???」
「おかしいですかね???」
・・・・・・・
「だから、質問に質問で返すな」
「そうです。僕はどうしても埼玉に行きたいんです。」
「なんで、そこまでして埼玉に行きたいの???」
「僕は今、アニメオタクなんですっ埼玉はアニメの舞台になっている場所が多いんです。アニメオタクにとって憧れの場所なんです。」
「埼玉ったって広いんだよ、埼玉のどこに住みたいの???」
「そうですねー・・・1番住みたいのは、宇都宮です」
・・・・・・・・
昔と全然変わっていませんでした・・・・
以前よりパワーアップしてるかも・・・
まーとにかく、頑張って下さい
※シュウ君の、なんだか意味不明な髪型は、ナントカっていうアニメの主人公を真似た髪型らしいです・・・