チェロ物語FINAL

虹の橋で、
そろそろ、
のんびり、

過ごします。

切手

2017年09月12日 | 犬の戯言


郵便を出そうと思ったのです、

切手は以前から収集していたものもあったりして、

一生では使いきれないくらいあるので、

切手を貼ってから郵便局に行こうと思って探しておりましたら、

奥の細道にちなんだ、

芭蕉の俳句ばかりの切手がありました、








「白山の石より白し秋の風」 

石川県の那谷寺で詠まれた芭蕉の句であります、

私にはどこが良いのかさっぱり解りませんが、

秋の日に那谷寺に吹く風が、

余程透明でキリっとしていたことは想像できます、

ここで石山というのは、

近江ですから滋賀県の石山寺になります、

その石山寺の石よりも白い、

清浄な秋の風が吹いていたのです、





初めて知りましたがこの石山寺は、

紫式部がかの有名な「源氏物語」を執筆した、

有名な場所なのだそうでございます、

おまけに芭蕉も、

このあたりでひと夏を過ごしていたことが、

あるのだそうでございます、

そしてなんとなんと、

先日ご紹介した「鉄道唱歌」にも歌われているのです、

瀬田の長橋横に見て

ゆけば石山観世音

紫式部が筆のあと

のこすはこゝよ月の夜に


まだまだ暑いし雨ですが、

あれこれともの思う秋でございます、

そういえばお月様もきれいです。
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