浮気調査

浮気調査をプロが教える浮気・不倫・不貞行為対策講座のブログ版。

心構え(浮気不倫を発見する)

2006年11月03日 | 浮気調査の心構え

心構え(浮気不倫を発見する)



・トラブルでは、最悪の状態となった時のことを想定することが大切



真実を知る事は自分自身のみです。自分は悪いことをしていないのだから、裁判になっても絶対勝つという幻想は抱かない事。

・裁判の証拠は当事者責任です。



裁判で提出する証拠は自分が収集しなければなりません。
裁判所は証拠調べを行う機関ではありません。
もちろん、浮気や離婚の捜査・調査などは行いません。
ウソだと思うなら、裁判所に問い合わせてください。

・裁判の証拠とは



裁判の主な証拠とは、本人が思ったように書く陳述書、日記などです。

ですから、裁判を起こした原告と裁判を起こされた被告の主張が異なります。

どちらの主張が信憑性があるかを判断するのが裁判です。

事例


40代 サラリーマン(東京都)の体験談

妻30代後半、結婚して12年、子供も小学校高学年の女の子と小学校低学年の男の子がいる。月に一度は近場へ遊びに行き、ごく一般的な家庭。

ところが、ある日夫が帰宅すると家族の姿はなく、離婚届が1通テーブルに置いてあった。

妻は離婚を一方的に主張し、実家に戻ったと言う。急いで、妻の実家に電話するも妻の両親が電話で対応するのみ。

仕事も手につかず、休日に話し合いをするため、妻の実家に向かったが、離婚に応じないのならすぐに裁判を起こすと妻に言われた。

子供も転校の手続が済んでいると言う。

後日、仕事の合間に区役所で住民票を確認すると、妻の実家へ妻と子供の住民登録が変更されていた。

それから、1ヵ月後、話し合いという話もできないまま、離婚調停へと発展する。

そこで、妻の提出した陳述書には、”家庭を顧みない仕事人間””お酒を飲んで暴力を振るう”などと書かれていた。

さらに、婚姻費用の分担として月収の半分を妻の口座に振り込めと言う。

夫はそれまで、残業を無理にしたこともないし、休日出勤とは無縁な事務職だった。さらに下戸なため、お酒は一滴も飲めない。

マンションのローンの事も考えれば、月収の半分を妻に渡すと、光熱費を含めて月2万円も残らない。

生活すら破綻してしまう。

しかし、婚姻費用という生活費の分担は収入のある方が収入のない一方へ支払わなければならない法律で100%認められる権利だ。

慌てた夫は、弁護士に依頼することにしたが、家庭の財布の管理を全て妻に任せていたため、弁護士を雇う費用がない。

そこで、事情を話し、実家から借りることにした。

離婚調停は、それから順調に進み、離婚は決定した。

子供の親権は妻が持つことになり、支払えなかった婚姻費用や財産分与、養育費などを含め、やはり月収の半分程度を支払うことになった。

唯一の救いと言えば、子供と会う権利である面接交渉権を獲得したことだった

離婚の成立から約半年後のこと、妻から1通のメールが夫の携帯に届く。

そこには、「再婚するので、今月から子供には会わせない。」と一言書いてあった。

裁判で再び争うことを決意するが、「子供の生活・精神の安定のため棄却」となった。

そして、夫は妻との共通の友人に相談する。

すると、新たな事実が判明した。

それは、妻の再婚相手が実は結婚中の妻の浮気相手で、全てが仕組まれていたことだった。

一瞬殺意を覚えるが、子供のことを考え自分の悔しい気持ちを押し殺した。



ウソだ!!と思うかもしれません。

そう思うのなら、勝手に思ってください。

しかし、これが現実です。

そして、事実起こっている事です。

「自分は何も悪いことをしていないから大丈夫だ!」

「きっとわかってもらえる!!」

と考えるのは、ただの甘えです。

そして、根拠のない空想でしかありません。

離婚調停になった時、それは復縁を求めるものではなく、離婚することを前提に話し合いが行われる場であることを認識する必要があります。

離婚調停とは、離婚後のことを話し合う場であり、多くは不調(話し合いがつかない状態)となり審判となるか、離婚に合意することになります。

唯一、離婚を避ける方法は、相手が有責配偶者であることを立証することです。

有責配偶者とは、浮気不倫をしている事実の証明、もしくは暴力などの事実の証明です。

現状では有責配偶者側からの離婚請求はできません。(但し、数年間別居が続くと、離婚請求が認められますので注意が必要です。)

しかし、別居はできます。

そして、その間、養育費より数倍高い生活費を請求することができます。

つまり、婚姻費用です。

これは、収入のある方が支払う性質のものですから、収入のない主婦や主夫は請求されることはありませんが、もしも子供がいる場合は、自由に会う事もできなくなります。

離婚していなければ、親権があるのだから連れ去ればいいだろう、と思う方もいるかもしれませんが、厳密言えば、先に子供を連れていった側に事実上の監護権あるわけですから、誘拐・略取の罪で警察に逮捕される可能性があります。
また、別居中の子の連れ去りは、裁判では不利になります。

こうしたことを許せば、子の取り合いよるトラブルが増加するからです。

さあ、もう一度よく考えて見ましょう。

貴方は戦いますか、それとも現実から逃げますか?


=================================


浮気講座(基本編)


浮気調査ブログ内の講義記事です。参考にしてみてください!



浮気調査「携帯電話に残された浮気不倫の証拠を保存する方法(総合)」
浮気調査「気分はスパイ!暗証番号を攻略せよ。」 
浮気調査「携帯電話のデータの取り方!」

浮気調査「メールよりも写メの方が決定的な証拠となる。」

浮気調査「メールの内容は証拠にならない。」

浮気調査 「携帯電話の内容を見ることは犯罪かどうか?」

浮気調査 「浮気する人は携帯を複数持つ!!」

浮気調査 「浮気する人の携帯電話は沈黙か雄弁です!」

浮気調査 「浮気夫(妻)は携帯電話隠す!」

浮気調査「電話の攻略」

浮気調査「浮気夫(妻)の下着でわかる!!」

浮気調査「車は浮気の証拠の宝庫である。」

浮気調査「メモは基本的に嘘はつかないものだ!!」

浮気調査「カバンを調べる!!」

浮気調査「家に連れ込んでいると思われる場合」

浮気調査「パソコンは浮気の証拠の宝庫」

浮気調査「様子(言動)の変化」

浮気調査と同時進行、資産を調査する!!

浮気調査「夫の財布をチェックせよ!!」

証拠能力が意外と高いもの「日記」

法律は立場で解釈が異なる。夫対妻のバトル

不貞行為の立証

不貞行為の詳しい説明

浮気の法律解釈(一般論、代表論)

浮気の法律

浮気調査「別居について」

浮気調査「離婚後の事」

離婚のデータ

浮気調査「浮気相手への請求」

浮気のキッカケの多くは?

派遣社員の常識?

夫と知らない女性の写真を発見!!これは証拠だと思いきや!!

自分で浮気調査をするすごい素人

心構え(浮気不倫を発見する)

浮気と相続の事の質問

浮気のあれこれに浮気調査のプロが回答