技術構造分析講座ブログ

東工大の科学史・技術史・科学技術社会論・科学方法論研究室のブログです。公式情報、研究の詳細はホームページをご参照下さい。

講座のホームページがリニューアルされました

2017-10-31 14:55:13 | Weblog

技術構造分析講座は、2017年4月の東工大全学の改組で、「環境社会理工学院 社会・人間科学系 科学技術社会分野」となりました。

それにともない、ホームページがリニューアルされました。

↓こちらです。

http://www.shs.ens.titech.ac.jp/~sts/index.html

火ゼミの情報もこちらの新ホームページに掲載いたします。

今後とも技術構造分析講座、改め、科学技術社会分野をよろしくお願いいたします。

広報担当

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2017年10月~12月の火ゼミスケジュール (くりはら)

2017-09-26 20:11:01 | Weblog

<2017年10月~12月の火ゼミスケジュール>

時間:13:30から
場所:東京工業大学 大岡山西9号館4階407号室

10月3日 斎藤宏文、アレクサンドル・セミョーノフ「ロシアにおける生物学教育の歴史と現在」

10月10日 洲見菜種「明治・大正期における沖縄への近代製糖技術の導入と人々の抵抗(仮)」

10月17日 阿部大地「明治初年における博物学の動向――文部省博物局文書を手掛かりに(仮)」

10月24日 高原太一「中学生の見た砂川闘争」

11月7日
第一部(13:30開始):野津憲治「110年前の新元素ニッポニウムにまつわる諸問題」
第二部(15:30開始): FANG Zaiqing (方在慶), "On the Educated Middle Class and Modernization in Germany"

11月14日 Susanne Brucksch, "Studying innovation governance in medical devices between disciplinary, institutional and body boundaries (provisional)"

11月21日 田島俊之「宇宙はどのようにして描かれてきたのか――スケッチ、写真、そしてCCD」

12月5日 前田春香「結局人工知能とは何だったのか」

12月12日 中尾悠里「企業における学際研究と生み出される知(仮)」

12月19日 (この日は15:00開始) 稲葉肇「状態和・分配関数の形成:量子統計力学の形式と実践 1902-1938」

<火ゼミとは>
 東工大の一室を借りて行われている科学史・技術史の研究会で、原則として毎週火曜日の午後に行われているので「火ゼミ」と呼んでいます。参加は自由で、事前の連絡は不要です。東工大とは独立の「火ゼミ運営委員会」が運営しています。

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2017年7月25日の火ゼミ中止のお知らせ

2017-07-20 17:37:00 | Weblog

2017年7月25日に予定していた火ゼミ

古俣めぐみ「ヘルムホルツの生理学における数量化」

が中止となりました.この日の火ゼミは休みとなります.

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2017年7月25日の火ゼミ中止のお知らせ

2017-07-20 17:37:00 | Weblog

2017年7月25日に予定していた火ゼミ

古俣めぐみ「ヘルムホルツの生理学における数量化」

が中止となりました.この日の火ゼミは休みとなります.

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『技術文化論叢』第20号(2017年)ができました (くりはら)

2017-06-01 14:38:58 | Weblog

私たちの講座が編集・発行する『技術文化論叢』の最新号ができました.2017年6月3-4日に香川大学大学で開催される日本科学史学会年会の会場で無料頒布します.最新号の目次は下記のとおりです.

『技術文化論叢』第20号(2017年)

<論文>
益田すみ子「木村駿吉による教科書『新編物理学』」

<研究ノート>
恒川清爾「明治初期における近代科学技術の一般理解――福沢諭吉の科学技術観を手掛かりに――」

<資料紹介>
八巻俊憲「武谷技術論に関連する内山弘正の手稿」

<修士論文 梗概>
郭涵宇「1990年代以降の日本のSTSの展開――学会創設を中心に――」

<特集>
「梶雅範先生の思い出」

 

 

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2017年7月18日 火ゼミ発表

2017-05-22 21:19:20 | Weblog

7月18日(火)に火ゼミが行われることになりました。

開始時間はいつもと異なり15時30分です。

 

発表者: 戸田有信

表題: 「福島大学の科学者への継続取材:5本目のビデオ "Borders in Fukushima - July 2016" の上映とディスカッション」

どうぞ奮ってご参加下さい。

(広報担当)

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2017年4月~7月の火ゼミスケジュール

2017-04-04 17:30:05 | Weblog

2017年4月~7月の火ゼミスケジュール

時間:13:30から
場所:東京工業大学 大岡山西9号館4階407号室

4/11 水沢光「日本軍の航空戦略と技術開発」
4/18 中尾暁「早田文藏の生物学思想――因子分配説から動的分類系、永遠の生命まで」
4/25 休み

5/ 2 休み
5/ 9 平井正人「『実証哲学講義』における数学の哲学」
5/16 和田正法「科学史の授業における成績評価方法としてのレポート」
5/23 休み
5/30 休み 東工大テスト期間のため

6/ 6 休み 東工大テスト期間のため
6/13 有賀暢迪「科学技術史展示の理想と現実(仮)」
6/20 目黒新悟「現代日本の建築作品の設計論にみる〈地場の伝統〉の参照と反映による建築表現」
6/27 休み

7/ 4 Choi Hyungsub (崔 亨變) タイトル未定
7/11 伊勢田哲治「社会派科学哲学の復権」
7/18 休み
7/25 古俣めぐみ「ヘルムホルツの生理学における数量化」

<火ゼミとは>
 東工大の一室を借りて行われている科学史・技術史の研究会で、原則として毎週火曜日の午後に行われているので「火ゼミ」と呼んでいます。参加は自由で、事前の連絡は不要です。東工大とは独立の「火ゼミ運営委員会」が運営しています。

火ゼミホームページ
http://www.histec.me.titech.ac.jp/course/kazemi.htm

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特別講演開催のお知らせ

2017-03-13 19:30:48 | Weblog

2017年3月15日(水)13時半から、ヘルシンキ大学のTimo Airaksinen先生とHeta Gylling先生による講演が行われます。

奮ってご参加ください。

 

Spring-Break Special Talks at Tokyo Institute of Technology (Liberal Arts):

"Happiness and desire"

Timo Airaksinen, Professor of Moral Philosophy, Helsinki University

 

"Is individual identity compatible with group identity?"

Heta Gylling, Professor of Moral Philosophy, Helsinki University    

 

Date and time: March 15th 2017, Wednesday, from 1:30pm

 

Venue: Room W9-407 (May change to a bigger a room if needed)

 

(広報担当)

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コナントと「軍学共同」 (くりはら)

2017-01-10 20:31:34 | Weblog

『火ゼミ通信』第95号に掲載した記事を採録します。

コナントと「軍学共同」

 防衛省が大学に研究資金を提供する「軍学共同」について、最近、何かと問題になっています。この問題を考えるうえで、ハーバード大学総長で化学者のコナント(James B. Conant, 1893-1978)の言葉に耳を傾ける必要があるのではないかと思います※。

 コナントは、レーダーや原子爆弾などを生み出した第二次世界大戦期のアメリカ合衆国の科学動員政策で、科学行政官として指導的な役割を果たし、大学と軍が協力して研究開発を行う体制をつくった一人として知られています。いわば、「軍学共同」の元祖ともいえる人物です。

 そのようなコナントですが、軍が大学に研究資金を提供し続けることに全面的に賛成していたわけではありません。

 戦争が終結しても、軍は大学への多額の資金援助をつづけており、1947年の米国の研究開発費の総額11億6000万ドルのうち、約半分の5億ドルを軍が占めていました。そのうち基礎研究については、総額1億1000万ドルのうち、軍は約3割の3500万ドルを占めており、この額は、大学全体の基礎研究費と同額でした。なお、当時の軍は、軍事機密に関わらない基礎研究も支援していました。

 戦争が終わった後にも軍が大学へ多額の研究資金を提供し続けていることについて、コナントは、大学に対する「中央集権的な支配(centralized control)」が大きくなり、そのことは「不適当(unfortunate)」だと述べています。コナントは、戦時中には大学は機密にかかわる研究を行ったけれども、戦争が終結した後には、大学は自由な研究を行うべきで、軍事に関わる機密の研究は、政府の研究所や、政府の兵器工場や試験場で行われるべきだと述べています。

 コナントは、基礎研究を軍事研究に結びつけることに反対していたのではなく、むしろその逆で、「基礎科学の研究は国防計画にとって不可欠な部分である」と、物理学、化学、生物学などの基礎研究は国防のために必要だと考えていました。しかしコナントは、全米科学財団(National Science Foundation, NSF)を設立して、軍に代わってNSFが大学に研究資金を出すことを期待していました。つまり、基礎研究を軍事研究に利用することは必要だけれども、大学に対して資金を出すのは軍であってはならないと考えていたのです。コナントは、「科学研究という国際的公共事業の推進を、国防充実と密接な関係に置くことには根本的な矛盾がある」とも別の箇所で論じています※※。

 コナントは、軍と大学を結びつける体制をつくった人物だからこそ、そのことが大学にもたらす影響の大きさを、誰よりもよく理解していたのでしょう。だからこそ、平時に大学と軍が結びつくことを懸念していたのでしょう。昨今の「軍学共同」を推進する人々は、コナントの懸念に無頓着すぎるように思えてなりません。

※ "President Conant Supports Nat'l. Science Foundation," Bulletin of the Atomic Scientists 3:1(Jan. 1947): 2.
※※ J. B. Conant, Science and Common Sense (Yale Univ. Press, 1951)  邦訳版: J. B. コナント『常識から科学へ』白揚社, 1952年

 

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オンライン上で読めるマンハッタン計画関係文書 (くりはら)

2016-01-20 15:42:32 | Weblog

『火ゼミ通信』第92号(2016年)に掲載した私の記事を転載します.

 第二次世界大戦期のアメリカの原爆開発計画「マンハッタン計画」は、まだまだ重要な歴史研究の課題です。最近、文書のいくつかがオンライン上で読めるようになっているので紹介します(2016年1月12日にアクセス確認)。  まずは、Center for Research Libraries (http://www.crl.edu)という団体が公開しているものです。

・「ブッシュ-コナント・ファイル(Bush-Conant file relating to the development of the atomic bomb, 1940-1945)」https://dds.crl.edu/crldelivery/4786

・「ハリソン-バンディ・ファイル (Harrison-Bundy Files Relating to the Development of the Atomic Bomb, 1942-1946)」 https://dds.crl.edu/crldelivery/4787

・「マンハッタン工兵管区(最高機密)書簡集 (Correspondence (Top Secret) of the Manhattan Engineer District 1942-1946)」 https://dds.crl.edu/crldelivery/4788

・「マンハッタン計画: 正史と資料(Manhattan Project: Official History and Documents)」(これはアクセス制限があり現時点では非公開) https://dds.crl.edu/crldelivery/5032

 この他にも、米エネルギー省(DOE)のオープンネット(https://www.osti.gov/opennet)では、「マンハッタン管区史」を閲覧できます。

・「マンハッタン管区史(Manhattan District History)」 https://www.osti.gov/opennet/manhattan_district.jsp

DOEのオープンネットには、マンハッタン計画だけでなく、戦後の核開発に関する様々な文書が公開されています。たとえば,1954年に開催された「オッペンハイマー聴聞会」の記録もあります。

・J. Robert Oppenheimer Personnel Hearings Transcripts https://www.osti.gov/opennet/hearing.jsp

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