【2010/06/06 13:36:32.00, Nikon D90, 35mm F/2D, 35mm, F/2, 1/100秒, -0.3段, ISO 200】
昨日の日曜日は、新潟の介護老人保健施設、いわゆる「老健」に2週間前からお世話になっている母の見舞いに行ってきた。
「老健」とは、「介護が必要な高齢者に対し、自宅での生活に復帰することを念頭に、入浴、排泄、食事等の介護、リハビリや医療等を通して機能訓練、健康管理等を行い(3ヶ月が目処)、入所者が自立した日常生活を営むことができるようにすることを目指した施設(主にWikipediaより)。」である。とは言っても母の場合、下半身がほぼ動かず、排泄も自分で出来ない状態なので、自宅への復帰は難しい。
「老健」(個室)に入って一週間経った先週、母は今までの病院生活と比べると認知症の方々がほとんどで、話し相手もおらず、相当まいっていたようであるが、今は特別に携帯電話を使えるようにしていただいたり、スタッフの方が比較的多い階に移していただいたりして、環境が改善されたせいか少し元気になった様子で安心した。
そして、母が自宅にもっと近い所へ移りたいと言うので、弟が中心となって現在、調整中。そこは、4人部屋で、かつ、携帯も使えない。さて、どうなることやら。そこも「老健」であるので、3ヶ月しか滞在できないのも頭が痛い。
さて、新潟に向かう新幹線の中でJR東日本が発行している「トランヴェール」という雑誌の中のエッセイーを読んだ。伊集院静さんの「骨太の指」というエッセイである。伊集院さんは、もうすぐ60歳になられるようだがお父様の偉大さを今になって人伝に知り、なんで生きているうちに尊敬していると言ってあげなかったのかと悔いているという内容だ。こういう事を私も分かる年になってきた。身につまされるとともに自然と涙が出てくるのは私だけであろうか。
【2010/06/06 10:03:56.00, Nikon D90, 35mm F/2D, 35mm, F/2, 1/250秒, -0.3段, ISO 200】
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