なかなか寝付けなくて、眠剤を飲んでベッドにもぐり込んだのは2時だった。
朝、と言えるのだろうか?
3時55分、チャイムの音で目が覚めた。
外は真っ暗だった。
昨日の天気予報では寒気が入って気温はマイナスのはず。
それなのに、こんな時間ににゃぬこはやって来たのか・・・
カーテンの裾をめくると、にゃぬこが窓にへばりついていた。
昨日はたくさん食べて帰ったのにねぇ、もう、お腹が空きましたか?
私はまだまだ眠りたいのですがね・・・
エサの準備をして窓を開ける。
寒さ対策の毛布やチャンチャンコを抱えて、私はキッチンに待避。
ここから先はうろ覚え。
台のエサも、床のエサもしっかり食べると、ソファにジャンプ。
どうやらそのまま眠ったらしい。
外は寒かったから、仕方ないわね。
私は、セータとコールテンの上着と、チャンチャンコを着て
モコモコの室内履きを穿いてにゃぬこの様子をうかがう。
さすがに、これだけ着込めば多少の冷気など何のその!
にゃぬこが出て行くまでの少しの辛抱よw
が、にゃぬこは起きない。
追加のエサ待ちのために外へ出ようともしない。
待つのは辛い。そして眠い。
そこで、床にフリースを敷いて、ハーフケットを被って横になる。
そして、多分眠った。
いや、間違いなく眠っていた。
チャイムの音で目が覚めた。
さては別ネコか? それともにゃぬこか?
にゃぬこが外に出て行くところだった。
時刻は5時50分。
外に出たにゃぬこは、当然のようにエサの追加を待っていた。
しっかり者だわー。
エサとササミを外の段差に出してやると、完食して帰っていった。
にゃぬこがソファで眠っている間、
私は、堅いフローリングの床にフリースを敷いただけでゴロ寝してたのかぁ~
室内ホームレス的な・・・
アホやぁ~~~~!!!
にゃぬこを見送ると、私はベッドに戻って再び眠りに落ちた。
で、終わるはずが・・・電話のベルで目が覚めた。
実家で何かあったのだろうか。
電話の主は社長だった。
ギャーーーーッ! 時刻は9時半。
目覚ましはセットされたまま。
最近、調子が悪そうでしたが、そうですか。鳴りませんでしたか。
とうとう壊れてしまいましたか。。。
そのような訳で、会社は1時間遅刻。
こんな日に限って、仕事は次から次へとやって来る。
にゃぬこのことが気になっても、おいそれとは帰れない。
帰宅できたのは9時過ぎ。
こんな寒い夜に、きっと待ちくたびれて帰ってしまったんだ
日付は変わってしまったのに、にゃぬこはまだ来ていない。
エサ、3杯。
ささみ、1本半。