にゃぬこが来たのは午前1時。
ああ、夕方に吐いたので、お腹が空くのが早まりましたか。
エサを準備して、常夜灯にして、窓を開ける。
エサを食べると、ソファに飛び乗り・・・
そこから先は、姿が見えないので想像だけど、多分眠っていたのだろう。
私は洗面台の段差でにゃぬこが動き出すのを待つ。
ブーブーと聞こえるのは寝息?
30分経っても、1時間経ってもにゃぬこは動かない。
窓からの冷気で足下が冷えて、じょじょに待てない気分になって
ゆーっくりとにゃぬこに近づく。
暗い中、焦げ茶色のフリースの上にいる黒いにゃぬこは
どっちが頭かお尻かも分からない。
1メートルくらい近づいたとき、にゃぬこが私に気づいた。
ん?て感じで頭をもたげたもよう?
ハッ!として、床に飛び下り、ゆるゆると出口に向かう。
私はにゃぬこが恐がらないように、キッチンにあとずさる。
外に出たにゃぬこは、壁際で追加待ち。
しっかり食べると、庭から塀に飛び乗り、いつもの方向に歩いていった。
今日は、文化の日で休み。
いつものごとく、ウダウダと寝てばかりで休みを過ごす。
と、3時45分、チャイムが鳴った。
ベランダには、にゃぬこがいた。
これまた、ずいぶん早い時間に・・・
部屋から声をかけると、振り向くにゃぬこさん。
窓を開けると素直に部屋に入ってエサを食べ始めた。
そとはまだ明るいし、警戒モードの時間帯だけど
さて、それからどうするの?
食べ終わると、迷うことなくソファに直行。
そして、20分ばかり休憩すると、ストンッと床に下り立ち外に出て行った。
少しエサは残しているけど、昼に茹でたばかりのささみとスープは美味しかったらしい。
追加でエサとササミを出してやると、エサには見向きもせず、ささみラブ。
追加と、お代わりと、お代わりを食べても、まだ食べたそうなようす。
でも、食べ過ぎで吐いちゃ元も子もないし苦しいだけだから、窓を閉めて強制終了。
何時になるか知らないけど、またおいで。
エサ、3杯弱。1杯半。
ささみ、1本。1本半。