チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

猛暑に必要、キュウリの漬物

2017年08月22日 | 美味しい話

 

今朝は曇りがちですが暑かったです。

市民農園のホリホックを掘り起こそうと思っていました。2メートルも伸びてたくさんの花を咲かせたのですから、簡単には引き抜けないことは承知で、スコップとノコギリを持って出かけました。

株元を掘って、株の下の根っこをノコギリで切ってソフトボールほどのある株を取り除き、そのあと四方に伸びたゴボウのような太い根っこを1本1本引き抜きます。10株を、あと3つ、あと2つと数えながら、最後の1株を取り除いたら力が抜けてペタンと尻餅をついてしまいました。

心臓がバクバクしています。水道のところへ行き水を飲んで座り込んでいましたが、バクバクは収まりません。皮膚の上を汗が流れ落ちるのがわかるほど汗をかいています。「マズイ、マズイ、こんな炎天下に座っていたのでは」と、パーカーや帽子も脱いで風にあたりながら急いで家に戻りました。

心臓バクバクの上、頭の中と外の圧力が違ったのか、飛行機の中のように耳が痛くなり、自分自身の荒い呼吸音が頭の中にゴーゴー響きます。扇風機の風を強にして身体にあてて冷やしながら、しょっぱ過ぎて箸が進まなかったキュウリの漬物をバリバリ食べ、冷たい梅ジュースを5、6杯も飲みました。

1時間ほど休んでいたらやっとバクバクもなくなり、頭の中のゴーゴーも消えました。汗で濡れて冷たくなった衣服を着替え、さらに1時間、じっとしていました。テレビをつけるとやはり画面に高温注意報の赤い帯が出ていました。

ふと見ると、しょっぱ過ぎと思っていたキュウリの漬物をほとんど食べてしまっています。この漬物は、たっぷりの醤油と砂糖を煮立たせた中にキュウリを漬け込んだもので、美味しいけど醤油味がきつかったのです。

梅ジュースや青じそジュースも作りましたが、こちらは砂糖やクエン酸で塩は入っていません。汗をかく季節には塩も必要です、母親も低ナトリウム血症で倒れたことだし。

キュウリを漬けたたっぷりの醤油と砂糖はそのあと魚を煮たり、カボチャや葉唐辛子も煮たりとちょうど使い終わってしまったところです。鍋に新たに醤油と砂糖を煮立たせて、冷蔵庫に残っていた大きすぎるキュウリや丸まったキュウリをまた漬け込みました。今回は黒砂糖を使いました。コクが出るかな?

さらに残った汁でゴーヤの佃煮も作りました。もうしばらく暑いうちはしょっぱいものが必要です。畑仕事の後に食べることにしましょう。

 

 

 

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