チリチリリン

風にゆれる風鈴のように
こころ休まる音を届けたい

野田あすかピアノコンサート

2016年10月19日 | 観劇だより

 

"広汎性発達障害、解離性障害が原因で、いじめ、転校、退学、そして自傷、パニック、右下肢不自由、左耳感音難聴などで入退院を繰り返してきたピアニスト"


プロフィールを見るとすごいけれど実際の野田あすかは写真通りの天真爛漫な子どものように見えました。舌足らずな話し方や一曲終わるごとに自分で拍手してはしゃいでいる様子が”発達障害”所以かなと思いましたが、話す内容はしっかりしていて、台本に書いてあるからと断りながら、CDの宣伝もしていましたし、ショパンやドビッシーの曲を5曲と、そのあと自作の曲を演奏しましたが、彼女自身がこのコンサートを非常に喜んでいる様子そのままに、ピアノの音はとても気持ちよく聞こえました。

人間に10の能力があるとして、一つ一つの能力に5段階評価をつけるとしたら、オール5で暮らしている人がどれほどいるでしょう? 音楽は5でも体育は1とか、スポーツ万能でも勉強はからっきし苦手とか...

ピアノに5の能力を発揮したとしたら、他に1や0があっても、よしんば1や0の方が多いとしても、それは個性で、「発達障害を乗り越えた」等のウリ文句はいらないような気がしましたが、今の喜びに至るまでには発達障害ゆえの長い苦しみがあったと言われれば、5が一つもなくオール1でも平凡に生きている私には返す言葉はありません。「発達障害」ってわからないなぁ。

 

今日の会場は銀座三越裏の「王子ホール」でした。銀座なのになぜ「王子」と思いましたら王子製紙ビルにあるクラシック専用ホールでした。こじんまりした素敵なホールでした。

 

 

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