身近に戦争で亡くなった人がいないので、毎年の戦没者追悼式とか１２時の黙祷とかも何か他人事で、ニュースで見るだけです。
今朝、お向かいの奥さんが喪服を着て出かけるところに出くわしました。父親が戦争で亡くなっているので、日本武道館の追悼式に出席するのだと、中学生のお孫さんと一緒に雨の中を出て行きました。新聞記事によると、ひ孫を連れて出席した人もいるそうです。
戦没者遺族と私のようなものとでは随分と温度差があったのだと、この歳で目からウロコの感想です。靖国神社参拝に関しても、遺族と私とでは全然違う感覚なのだと改めて思い知らされた気持ちです。他国の人がその感情を理解してくれれば問題は起きないのですが。
それでも形式のように議員がぞろぞろと参拝するのは見ていて気持ちの良いものではありません。
