世界一面白いミュージカルの作り方

早稲田発小劇場系ミュージカルプロデュースユニットTipTapのブログです。
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2016年を振り返ってみます。

2016-12-31 00:53:06 | 作・演出 上田の日記
気づけばもう大晦日です。
今年も劇場に足を運んでいただいた方々、ありがとうございました。
作品に協力して頂いた方々も本当にありがとうございました。
みなさまのおかげでこうして無事に年を越すことができそうです。

最後のブログ更新はもう半年以上前です。
あの頃は初めての俳優座劇場にワクワクしていた頃でした。

End of the Rainbow
10周年記念公演
キューティー・ブロンド

の三つのお知らせをしてましたね。
そのうちの2つは無事に幕を閉じることができました。
ありがとうございました。

今年はTipTapの活動10周年ということで
2月には劇団時代に縁のある早稲田どらま館で
TipTapとして初めての海外ミュージカル「Marry Me A Little」の上演に挑戦しました。
しかも演出家を変えての2バージョンでの上演。
ソンドハイムの難曲を歌いこなすだけでも大変なのに
それぞれの演出プランに沿ってまったく違う作品ができあがる。
なかなか面白い試みでした。

「The Dish of Life」という作品を劇団時代にどらま館で上演した際、
当時のどらま館史上最大の盆舞台を組んでしまったがために
バラしが時間内に終わらず大学側にお叱りを受け
罰として学生会館のたたき場の釘拾いをしたことが思い出されます。
社会人1年目にまさか学生と共に釘拾いをするとは・・・
今では楽しい思い出です。

その間に「エドウィン・ドルードの謎」「エリザベート」「End of the Rainbow」
と作品に携わってきました。
途中結婚式などもあり、TipTapとしてお世話になった方々に再開できたりもして
充実した時間を過ごせてよかった。

そして11月には記念公演「Play a Life」の上演。
TipTapとしては大きめの劇場での公演。
初演は50席ほどの本当に小さな空間でしたが
今回は160席を超える劇場。
3人の出演者で埋めるにはなかなかの座席数。
そして本当に繊細な作品だったのでどこまでこの空間で届くのか。
色々と試行錯誤しながらですが刷新したセットプランも相まって
お客様にはとても好評だったようで
10周年記念公演にふさわしい公演になりました。

公演期間中に4月に地震で被災した故郷熊本のためにチャリティーライブを行えたのも
みなさまの協力と思いのおかげでした。
10年間の感謝と故郷への思いをお届けすることができて幸せでした。

そして、今は「お気に召すまま」という作品の仕込み中です。
あと5日で初日を迎えます。
こうして振り返ると年始は「ダンス・オブ・ヴァンパイア」から始まったわけで
TipTap10周年の年ではありましたが
TipTap作品は2本だけ。
本当はもっともっと作品を上演したいのですが
個人的にスケジュールが調整できなくてなかなか難しいのが現実です。
これから先、もっとTipTapとして活動できるように
仕事を選べるくらい魅力的な作家・演出家になるべく精進したいと思っております。

まずは来年のキューティー・ブロンド。

今のところ来年は仕事が忙しくてTipTapとしての活動はまだお知らせできる状況にありません。
それでもなんとかねじ込むつもりです。
またみなさまにTipTapとして作品をお届けできるのを楽しみにしております。

活動10年目の年が終わろうとしています。

私が演出した作品「End of the Rainbow」をプロデュースした
CATプロデュースさんが紀伊國屋演劇賞の団体賞を受賞しました。

TipTapも団体としていつか賞を受賞できるように
これからもコツコツと続けていければと思っています。
まずは15年目を目指して。

それでは長ながと書きましたが 良いお年を。
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。


上田一豪





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色々とご報告

2016-07-03 01:33:09 | 作・演出 上田の日記
「Marry Me A Little」が終わってから
案の定ぱったりと更新しておりませんでした。
大変申しわけありません。
最後のブログには番外編の高瀬くんと浜平さんについてまた書きますと
宣言していますがその約束を果たさないままあっという間に今に至ります。
二人の紹介はまた改めて。

さて、今年はTipTap結成10周年の年。
11月には「Play a Life」の再演が控えております。

それ以外には・・・

あんまりTipTapとしての活動はないのですが
私個人としては色々とご報告したいことがございます。

まず、来年、2017年、3月。
シアタークリエ公演「キューティ・ブロンド」を演出することが決まりました!
東宝という会社で働き始めて今年で9年になりますが
10年目にしてやっと演出の機会を頂きました。

実は去年の8月、同じ8月生まれの作曲家小澤氏、ヴァイオリンの鮎美ちゃんと共に
31歳の誕生日を祝ってもらった時、
「35歳までにクリエで演出できるようになります!」
と宣言していたのです。
こんなに早く実現するとは・・・
なんだかまだ実感が湧きませんがとにかく素敵な作品に仕上げて
皆様にお届けできるよう心血注いで取り組む所存です。

こうしたチャンスを頂けたのも
これまでTipTapや私の作品を支え、応援してくれた
スタッフ、出演者、お客様のおかげです。
これまでの感謝を胸に初心を忘れずに真摯に作品に向かっていきます。

そして去年の8月に「クリエ」を意識させてくれた、
「End of the Rainbow」の再演が7月9日に初日を迎えます。
純粋に演出家として作品に向かい合う責任と厳しさ、喜びを思い出させてくれた作品です。
1年に満たない間に再演となりましたが
今回は憧れの 俳優座劇場 での上演です。
演出家として着到盤を返すことは今回が初めて。
これまで着到盤のある劇場で演出したことなかったもので・・・
初演と比べて更に濃密な仕上がり。
早く皆様にお届けしたくてうずうずしております。

というわけで、

① 「Play a Life」 11月に再演決定!
② 2017年3月 「キューティ・ブロンド」でシアタークリエ作品 演出決定!
③ 7月9日「End of the Rainbow」開幕!

の3点のご報告でした。
ブログをマメに更新しないためにごちゃっとまとまってしましましたが
どの情報も私にとっては一大イベント。
ぜひとも皆様に劇場に足を運んでいただきそれぞれをご観劇いただきたい!
まずは 俳優座劇場 へお越しくださいませ! 

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とうとう初日です!

2016-02-05 07:53:59 | 作・演出 上田の日記
Marry Me A Little
昨日無事にゲネプロをおえて今日は初日です。

1/20からの二週間の稽古。
小屋入りして2日。
いつものようにあっという間でしたが
今回はいつも以上に試行錯誤した作品でした。

そもそも演出家としていつも「物語」を伝える。
ことしか考えていない人間にとって
物語が見えない作品に取り組むのはとても難しい作業でした。
私が尊敬する演出家デイヴィッド・ルヴォーは常に物語りを届けるんだ!
と熱く語っていたことを思い出します。
物語のないただの曲の羅列をどう演出するか・・・
観て頂ければわかると思います。
僕が見つけた物語を受け取って頂けたら幸いです。

ご観劇の際はプログラムの見開きのページに
「演出ノート」が記載してあります。
それはネタバレになるので終演後に読んで頂くのがおすすめですが
先に物語を理解して観たいという方は先に読んでも楽しめるかもしれません。

そして、とにかく今回痛感したことは
俳優の力。
普段台詞や歌詞を書く人間としては
色んなことを伝えるために「言葉」を届けています。
今回は「言葉」を伝えるだけでは何もわからない作品。
逆に言えば「言葉」と感情が乖離していることばかり。
それでも本当に俳優がその伝えたい「感情」でそこにいることができれば
物語としてきちんと立体化されます。

言葉と行動、感情がそれぞればらばらであっても
ただそこにその感情でいてくれることの強さ。
日常の私達はそれを自然に行っていますが
これを舞台の上で自然に行うことはとても難しい。
それをやってのけてくれた
Bチームの俳優達にはとても感謝しています。

1stの上野聖太さんと木村花代さんのチームは
彼等の生きて来た人生の深さ、繊細な感情の起伏、
必死に生きている人間の美しさと艶が見事に
作品とマッチして舞台上で人生の悲哀を感じさせてくれます。

2ndの染谷洸太さんと真瀬はるかさんは
2人らしいアイディアと勢い、そして感情の力強さが
作品の振れ幅を大きくそして美しく立体化してくれています。

番外編の高瀬君と浜平さんについてはまた今度書きますが
とにかくこの6人と共に作品の物語を探し
作り上げたこの2週間。
とても面白かった。
本当に沢山の方に観て頂きたいです。

当日券もでるらしいので諦めずに劇場にお越し下さい!

上田一豪









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どらま館への行き方

2016-01-24 00:36:10 | tiptap
東西線早稲田駅から《早稲田小劇場どらま館》への行き方

①高田馬場・中野・三鷹方面行き電車でお越しの方は2番出口を出てください。
②西船橋・東葉勝田台方面行き電車でお越しの方は3b番出口を出てください。


①2番出口から出たら左へ。
100円ショップキャンドゥ前の信号[地下鉄早稲田駅前]を〈優ビル歯科医院〉の方へ渡り、左へ。




②3b番出口から出た方は右へ。

ここからは①の方も②の方も同じです!

〈ファミリーマート(早稲田高校前店)〉の前を通り過ぎて、早大生御用達〈キッチンオトボケ〉の前を通り過ぎてすぐの〈おそば三朝庵〉の角を右へ。



レンガの道[早大南門通り]を進みます。



右手に〈油SOBA〉があります。


その先隣の黒いモダンな建物が《早稲田小劇場どらま館》です。




一階に〈TOKYO CREPE GIRL〉というクレープ屋さんがはいってます。
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三部作の行くヘは・・・

2015-12-17 00:01:37 | 作・演出 上田の日記
ここに記事を書くのはなんと1年と1ヶ月振りです。
2014年の11月30日にMPUB!の記事を書いた振りです。

まず、「Play a Life」にご来場頂いたお客様、作品に携わったスタッフ、キャストの皆様、
本当にありがとうございました。

企画が立ち上がったのは今年の6月あたりだったと思います。
それから台本を2週間余りで書き上げ
キャスティングオーディションを重ね
劇場を選定してやっと作曲作業に。
曲が全曲仕上がったのは12月3日。
立ち稽古二日目だったと思います。


稽古も怒濤の8日間で9日目には小屋入り。
10日目にはプレビューを迎えておりました。
とにかくあっという間の2週間。
それは本当に夢の様な時間でした。

何はともあれ作品として皆様にお届けできてほっとしています。

2年振りの新作。
1年半振りの公演。

TipTapに身を割けない日々が続いていた中
プロデューサーに無理矢理ねじ込まれた2週間。
作品が仕上がるかの不安でしたが
本当に素晴らしいキャストに恵まれて作品を仕上げることができました。
本当にオリジナルキャストの6名には感謝してもしきれません。
このオリジナルキャストの意義についてはまたどこかで書きます。

その前になぜこんなにも期間が短かったのか・・・
それを説明しておかなくてはいけません。

そもそも今年は年明けから

「十二夜」
TipedTaped公演
「エリザベート」
「End of the Rainbow」
「Working」
「ダンス・オブ・ヴァンパイア」
「Play a Life」

と本当に休む暇なく作品を開けてきました。

「Play a Life」は今年最後の作品でしたが本当に隙間と隙間を縫って
ギリギリの状態で上演に漕ぎ着けたという感じです。
我ながらよくもまあこんなに詰め込んだなあと。
しかもこの合間に結婚、出産まで・・・
どこにも余白はなく出来うる限りのことを全てやったという感じです。

これでも会社の契約社員という立場ですから
会社のスケジュール優先なのは当然です。
その決まったスケジュールの合間に
自作を発表できる隙があればラッキー!
というスタンスでしか活動はできません。
今年は・・・普通に考えたら活動できる余裕はありませんでした。
このままではtiptapとしての活動が今年はできないのかと諦めていたのですが
プロデューサーは2週間あるなら新作上演ができる!と企画をスタートさせました。
身重でその頃には赤ちゃんを抱えているはずですが今やらなかったら
次にいつ公演ができるかわからないからと無謀にも公演を決定したのです。
まあ、結果的にはこうして皆様に作品を届ける事ができて良かったと今は思えています。

「今を生きよう」

後先考えずに必死に今できることをがむしゃらにやる。

そんな風に生きて行くことを非難する人もいるかもしれません。
計画性がないとか、大人として未熟だとか色々とご意見もあるでしょう。
でも、本当に今できることを精一杯やってみたら
想像もできないような結果が待っていることだってあるんだと思います。

無謀でも無理矢理でも諦めずに必死にやる。
それができるうちはやり続けたいなと思います。
家族が増えて責任も増えました。
それでも失敗を恐れず人がやらないことに挑戦して
結果を出して行ければと思います。

さて、「Life三部作」の次は何が待っているのか・・・
久しぶりにまたコメディーが書きたいなーとか、
このテーマ面白いなあとか色々とアイディアはあります。

でも、まずは時間を捻出しなくては。
来年も無理矢理ではありますがなんとか活動したいところです。
新作でも再演でも。
何かしら皆様にお届けできるように。

まずは、2月の「Marry Me a Little」ですね。
チケット発売も始まった事ですし。
気持ちを切り替えていきたいところです!
どうぞ今後とも宜しくお願いします。









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